ポートランド国際空港(PDX)の情報、空港から市内へのアクセス

01/16/2025
ポートランドの旅行情報

1 ポートランド国際空港（PDX）
2 空港とポートランド市内の交通アクセス
3 ポートランド国際空港での外貨両替
4 空港でのお土産などの買い物・ショッピング
5 空港での食事／レストラン、デリなど
6 その他の空港で利用できる施設

ポートランド国際空港（PDX）

▲ ポートランド国際空港の外観。写真提供 : Port of Portland

ダウンタウン北東、コロンビア川沿いに位置するポートランド国際空港（Portland International Airport）は18の航空会社が乗り入れる。飛行機が定刻通りに出発する率の高さや、ダウンタウンからのアクセスが良好なことなど評価が高い。またターミナルの利用しやすさ、セキュリティ・チェックポイントの効率性、手頃価格でローカルのものを扱うフードベンダーや店舗の出店が評価され、アメリカの旅行雑誌「Travel + Leisure」の読者が選ぶ「アメリカの空港トップ10」で、2013年から2019年まで連続1位、2021年にも1位に選ばれている。

空港には屋内のペット・エリア、入場無料の小規模な映画館などがあるほか、ローカルのフードカート、ブルワリーや人気レストランや地元発のショップなども入り、食事や買い物が楽しめる。他の国際空港にあるような免税店はないものの、オレゴン州では消費税がかからないため、税金を気にせずショッピングできる。

無料インターネット（Wi-Fi）環境も整い、誰でも利用可能。空港はターミナルが1つで、コンコースは4つ。コンコース北側と南側に分かれているが、歩道で接続されており、セキュリティ通過後も行き来ができる。

日本からの旅客便は、以前デルタ航空が運航していた日本（東京）とポートランドを結ぶ直行便がなくなったため、シアトル（ポートランドまで約1時間）やサンフランシスコ（ポートランドまで約1時間50分）などを経由する乗り継ぎ便を利用することになる。

ポートランド国際空港とからダウンタウン・ポートランドまでの距離は約9マイル（14.5km）。電車（ライトレール）で市内の中心地まで行け便利。

● 空港ターミナル内の地図 »
空港への問い合わせ
TEL : 1-877-739-4636　www.flypdx.com

● ポートランド国際空港付近のホテル一覧 »

▲ オレゴン州とワシントン州で育った地元産の木材を使って改装された出発ロビー。

ポートランド国際空港の出発ロビーの一部は、2024年8月に緑を生かしたモダンなデザインに改装された。広々としたチェックインカウンター周辺にはローカルのカフェやギフトショップなどが入る。

空港とポートランド市内の交通アクセス

MAXライトレール

ポートランド国際空港−ダウンタウン間を結ぶ市電「MAXライトレール・レッドライン（MAX Light Rali Red Line）」は荷物受取所近くから出ている。朝4時台から夜12時台まで約15分〜30分おきに空港を出発しており、ポートランド国際空港からパイオニア・スクエア・ノース駅までの所要時間は約40分。料金は＄2.80（大人・2時間半以内の利用）。

・MAXライトレールの詳細　»
・MAXライトレール・レッドラインの時刻表など　»

タクシー

ポートランド国際空港とダウンタウン・ポートランドとの間の所要時間は通常約20～40分。料金は約50ドル。Uber、Lyft、Wingzのライドシェアサービスも利用できる。

▲ ポートランド国際空港のチケットカウンター周辺

ポートランド国際空港での外貨両替

バゲージクレームとコンコースDにある「Foreign Currency Exchange」で両替ができる。バゲージクレーム側の営業時間は月〜土8:00 am – 4:00pm、コンコースD側は日火金10:00 am – 6:00pm（2025年1月時点）。

空港でのお土産などの買い物・ショッピング

免税店はなく、ポートランドの企業や地元の人気店の出店が目立つ。ペンデルトン、ナイキ、コロンビアなどのポートランド発のブランドやオレゴン州産のお土産・ギフトを扱うメイド・イン・オレゴンがある。オレゴン州では消費税はかからないうえ、同空港と市内の店舗の価格設定は同じ。レストランなど飲食店のクオリティーが高い。以下のリストは空港内の主な店舗。

セキュリティ通過前

The Garden

・オロックス（Orox）：スタイリッシュなデザインが人気の、高品質で耐久性のある革製品専門店。
・ミッショナリー・チョコレート（Missionary Chocolates）：ハンドメイドで乳製品不使用のトリュフで知られる、ポートランドのチョコレート店。

Market Hall

・ハロー・フロム・ポートランド（Hello From Portland）：ポートランドやオレゴンのメーカーから仕入れた衣類や雑貨など、お土産が揃うギフト店
・パウエルズ・ブックス（Powell’s Books）：全米でも知られたポートランドの独立系書店

セキュリティ通過後

ノース・コンセッション・ホール

・ペンドルトン（Pendleton）：ポートランドの老舗アパレル。ネイティブアメリカンのデザインが特徴の上質ブランケットなどが人気。
・ポートランド・ギア（Portland Gear）：「P」にオレゴン州の形が入ったロゴのTシャツ、キャップ、雑貨などが人気のギフト店。

サウス・コンセッション・ホール

・パウエルズ・シティ・オブ・ブックス（Powell’s City of Books）：ポートランドの観光名所にもなっている独立系書店の空港店。本以外にオリジナル・グッズも要チェック。

コンコースC

・コロンビア・スポーツウェア（Columbia Sportswear）：ポートランドが拠点の人気スポーツ・ウェアブランド
・メイドイン・オレゴン（Made in Oregon）：オレゴン州産のお土産が揃う。
・ペンドルトン（Pendleton）：ポートランドの老舗アパレル。ネイティブアメリカンのデザインが特徴の上質ブランケットなどが人気。

コンコースD

・テンダー・ラビング・エンパイア（Tender Loving Empire）：地元作家によるハンドメイドグッズを販売

コンコースE

・テンダー・ラビング・エンパイア（Tender Loving Empire）：地元作家によるハンドメイドグッズを販売

空港内のショップ・リスト »

空港での食事／レストラン、デリなど

アメリカ料理やアジア料理、カフェ、ベーカリーやデリなど、ポートランドで評判の地元レストランが多く出店。人気のクラフト・ビールも味わえる。空港に入る主な飲食店などは以下の通り。

セキュリティ通過前

The Garden

・Portland Coffee Roasters：ポートランドのコーヒー会社によるカフェ。軽食やお茶も販売。
・The Country Cat：農場直送の地元食材を使ったメニューを提供。フルサービスのバーもあり。

セキュリティ通過後

ノース・コンセッション・ホール

・Portland Coffee Roasters：ポートランドのコーヒー会社によるカフェ。軽食やお茶も販売。
・Smith Tea：高品質の紅茶が人気のポートランドのティー・メーカーのバー。
・Grassa：ハンドメイドのパスタや季節のサラダ、カクテルなどが楽しめる。
Blue Star Donuts：ブリオッシュ生地をベースにしたレシピのポートランド発グルメ・ドーナツ店。

サウス・コンセッション・ホール

・Stumptown Coffee：日本でも有名なサードウェーブのカフェ。
・Capers Bistro：オレゴンやワシントンのワインを提供するバー。サンドイッチなどのメニューも。

コンコースB

・Screen Door ：フライドチキンで知られるアメリカ南部料理の店

コンコースC

・Henry’s Tavern：32種類のビールやハンバーガーといったアメリカ料理を提供。4:00am ～ 11:15pm と朝早くから夜遅くまで営業
・Mo’s Seafood & Chowder：オレゴンの老舗シーフード店。名物のクラムチャウダー、シーフードのフライやシーフード・サンドイッチを提供
・Bambuza Vietnam Kitchen：ベトナム・サンドイッチやフォーなどのベトナム料理
・Portland Coffee Roasters：ポートランドのコーヒー会社によるカフェ。軽食やお茶も販売。

コンコースD

・Deschutes Brewery：オレゴンの有名クラフト・ビールが飲める。4:30am ～ 11:00pm と朝早くから深夜まで営業
・Burgerville：ポートランドの人気ファスト・フード店で、地元産など材料にもこだわる。
・Hissho Sushi：寿司を中心としたメニューを提供。白米・玄米が選べる。
・Stumptown Coffee：日本でも有名なサードウェーブのカフェ。

コンコースE

・Stumptown Coffee：日本でも有名なサードウェーブのカフェ
・Bambuza Vietnam Kitchen：ベトナム・サンドイッチやフォーなどのベトナム料理
・Hopworks Urban Brewery：オーガニックのホップを使用するマイクロ・ブルワリーの店
・Tillamook Market：有名なオレゴンの乳製品メーカーのお店。チーズを使ったフードやアイスクリームがある。

空港内のレストラン・リスト »

PDXカーペット

空港や市内にあるギフト店などでは、ポートランド国際空港（PDX）のカーペット柄の商品を見かけることも。地元住民が愛着を持っている1987年～2015年に使われていた古いカーペットは、さまざまなグッズに再利用されたりしている。

靴とカーペットの写真を撮りたい方はThe Garden近くの「The Carpet」へ。#pdxcarpet を追加してSNSに投稿を。