アメリカ料理・ブルワリー

オリジナルレシピの特製和風ホットドッグ
『ボクサー・ドッグ 』（$7.50）

Hop Dogは昨夏オープンしたホットドッグ専門店です。バンズはパール・ディストリクトのNuvrei Bakeryに特注したブリオッシュ・プレッツェル・バンズで、表面はサックリ、中はもっちりソフトな歯触り。ビーフ、ポーク、ホームメイドのベジタリアン用から選べるソーセージは、ビールで蒸し煮され、とってもジューシー。そこに手作りのトッピングがどっさり乗っかります。

今月の一品はスペシャル・メニューのボクサー・ドッグ。姉妹店のBoxer Ramenで人気を得た品です。トッピングはサマー・スクワッシュのゴマ入り酢の物、クレソン、玉ねぎのピクルスを味噌マヨネーズとマスタードで味付け。ビールが進む一品です。

味の違いを堪能、6品のチーズ盛り合わせ
『おまかせ』（$25）

SE. ベルモントのCheese Barの姉妹店「チーズ」は、今年3月、ダウンタウンにオープンしたおしゃれなバー。こぢんまりしたカウンターがメインの店内は寿司屋のような佇まいです。カウンター越しに注文する日本らしいスタイルから、店名もカタカナ表記に。ショーケースには常時30種類の世界中のチーズが並んでいます。チーズは調理せずカットするだけで提供されるので、チーズ本来の風味が味わえ、ワインなど酒類との組み合せも楽しめます。

今月の一品は$25分の「おまかせ」。スタッフが選ぶ個性豊かな6種類のチーズに、バゲット、ジャム、ナッツなどが添えられます。苦手なチーズがあったらオーダー時に伝えるとそれを省いて用意してくれます。

老舗の味、ターキー・ピカタ
『Turkey Piccata』（Lunch$13.95、Dinner$18.95）

創業1879年、現在の場所に店を構えて104年のHuber’sは、古き良きアメリカ料理を提供する、ポートランドで最も古いレストラン。ステンドグラスが入った天井や、木造の内装が歴史を感じさせます。ターキー料理が有名で、一年中サンクスギビングのようにターキーを食べられるのが自慢です。

今月はその中からターキー・ピカタをご紹介します。元々はイタリア料理のピカタをHuber’s風にアレンジ。パン粉をまぶしてソテーしたターキーの胸肉にケッパー入りのレモンクリームソースがかかったものに、野菜、パスタの付いた一皿です。ケッパーの塩味がアクセントとなり、ターキーの味を引き立てます。伝統の料理を味わいながら、歴史の中に身を置いてみては？

ジューシーなナチュラルオレゴンビーフのバーガー
『West Coast Best Coast』（$9）

ポートランド、SEエリアのファンキーな雰囲気をグレシャムに再現した内装が楽しいこのお店。地元新聞『The Oregonian』の読者投票でポートランドのベストバーガー・レストラン2位に選ばれた人気店です。パテにはユージーンから取り寄せているナチュラル・オレゴンビーフを使っています。

今月は夏メニューから、ウェストコースト・ベストコースト・バーガーを紹介。バンズにビーフパテ、チーズ、ソテーしたマッシュルーム、カリカリのベーコン、ワカモレが挟まり、薄めのマヨネーズ味と具材の塩味がビーフのうまみを引き立てます。サイドにはポテトチップス。

ビールと相性抜群！串焼き盛り合わせ
『Kushiyaki Sampler』（$18.00）

レイクオスウィゴのほとりに店を構えるこのブリューワリーでは、14種類のビールを醸造している。アメリカ人オーナー２人が日本に行った際に焼き鳥屋に魅せられ、自分で作ったビールと焼き鳥を提供するレストランを作りたいと思い、2011年にオープンさせた。

今回紹介する一品は、串焼きサンプラー。ビーフ、チキン、シーフード、野菜、つくね、粗挽きソーセージなどシェフおすすめの、その日の新鮮食材を備長炭で焼いた６本の串焼きだ。特製のしょう油だれでいただく。できる限り地元産の食材を使い、缶詰、箱入り、冷凍食品は使わないという料理は、安心でヘルシー。

天気のいい日は、湖の上のパティオでの食事が気持ちいい。

ビールはもちろん、焼酎や酒もお楽しみください。（エグゼクティブ・シェフのチップさん）