カフェ、スイーツ＆ベーカリー

一口サイズの後を引くドーナツ
『Raw Honey & Pink Himalayan Salted Doughnut』（$2.95）

ネイトさん、ジェイミーさんオーナー夫婦のオリジナル・レシピで手作りしたミニドーナツとチャイティーが自慢のPip’s Original。かわいい内装も２人で手掛けています。できる限り地元の食材を使ったドーナツは、常時６種類を用意。最低４つから６、８…と偶数でオーダーでき、最高４ダースまで一度に購入できます。小麦粉、卵、砂糖、ミルクパウダーに秘密のスパイスを加えるのがPip’s流。注文を受けてから揚げるので、出来たてが食べられます。

地元ブランド、Bee LocalのはちみつとJacobsonの塩をまぶしたドーナツは、甘さとしょっぱさが絶妙なハーモニーで、食べ始めたら止まりません。

苺のミルフィーユでフランス風バレンタイン
『ストロベリー・ミルフィーユ』（$6.45）

本格的なフランス菓子とパンを味わえるサントノーレ・ベーカリーは、フランス国家から最優秀技能章を受けたフランス人シェフが経営し、日本のベーカリー、ドンクとも提携。毎日できたての品を提供しています。

２月はバレンタイン企画として、ハート型のガトーショコラやクッキーなどの限定品も登場。その中から今月の一品としてストロベリー・ミルフィーユをご紹介します。何層にも薄い生地を重ねてサックリと焼いたパイに、新鮮なイチゴとふんわりムース状のカスタード＆バタークリームが挟まれています。イチゴの酸味とクリームの甘さのバランスが絶妙な一品です。MとLは受け取り48時間前までの予約が必要です。

シンプルなのに深い味、定番バゲット
『コンチネンタル』（$3.50）

Little T Bakerでは、熟練した職人達が質の高い素材を使い、生地を手でこねて丁寧に作り上げたパンやスイーツ、ドリンクを提供します。ヨーロピアンスタイルを中心に、世界の味をアレンジした品々はどれも至極。

そんな中からシェフが選んでくれた今月の一品は、コンチネンタル。ショート・スキニーと呼ばれるSサイズのバゲットに、塩入りバターと地元産のマリオンベリー・ジャムが添えられます。バゲットの材料は、小麦粉、水、イースト、塩のたった4種類。20時間かけて発酵させてから焼き上げ、味に深みを出しています。雰囲気の異なる両店で、それぞれ味わってみるのも面白いかもしれません。

夏にぴったり、さわやかなフローズン・ヨーグルト
『フローズン・ヨーグルト』（カップ$3.75～、ワッフルコーン$4.75～）

オーナーの二人の子どものニックネームを店名にしたEb & Beanは、自然の味を楽しめるフローズン・ヨーグルト店。ヨーグルトやトッピングにはオーガニックの地元産食材を使い、全てを手作りしています。レギュラーフレーバーのバニラ、チョコレート、タート（フレッシュ・グリークヨーグルト風味）の他、74種のフレーバーを入れ替わりで提供。季節の果物や旬の食材で作ったトッピングは、1つ目が１ドル、2つ目からは1つ50セントです。

好きなフレーバーとトッピングを組み合わせて注文しましょう。

ブリオッシュ生地から作るふんわり食感ドーナツ
『Original Glazed Donuts』（カップ$3.75～、ワッフルコーン$4.75～）

4月に東京で「カムデンズブルースタードーナツ」をオープンさせたブルースター・ドーナツ。南フランスの菓子パン、ブリオッシュのレシピで生地を作るので、ふんわり軽いのが特徴です。ドーナツは全て手作り。地元産の小麦粉、ミルク、卵、クリーミーで上質なヨーロッパスタイルのバター、イーストを使った生地に、個性さまざまなトッピングでオリジナリティーを加えます。

写真手前は、オリジナル・グレーズド。ライスミルク、砂糖、シナモン等でコーティングされたドーナツです。ポートランドにある店舗はDowntown、Hawthorne、Mississippi、NW. 23rdなどで、商品が売り切れると閉店します。各店舗の詳細はウェブで確認を。

人気店の一番人気、チキン＆ワッフル
『Chicken and Waffles』（$13.95）

朝食やブランチの時間に行列ができる同店は、創業31年。店内にはローカル・アーティストの絵や写真が飾られるなど、地元に根付いたお店です。今回紹介するのはチキン＆ワッフル。ベルギー・スタイルのワッフルの上にフライドチキンが載ったボリュームたっぷりな一品です。バターミルクに漬け込んで揚げたチキンは、外はサックリ、中はジューシー、ほんのり甘いワッフルとの相性が絶妙です。共にサーブされるメープル・シロップと、同店のオリジナル、レモン・パルメジャン・クリームは、チキンにつけるもよしワッフルにかけるもよし、お好みで。この料理は、日～木曜は開店から午後6時まで、金、土曜は午後9時まで食べることができます。

ほっこり心落ち着く抹茶ラテ
『抹茶ラテ 』（$3.75）

日本のお茶とおもてなしを紹介するためにオープンしたこのお店は、落ち着いた雰囲気のおしゃれなカフェ。大きな窓から木々を眺め、日本テイストのアンティークやアートに囲まれながら、くつろいだひと時を過ごせます。コーヒーはNE. Portlandの人気コーヒー店Extractoから。お茶は日本産、お菓子はオーガニックや和の素材で手作りしています。

今月紹介する一品は抹茶ラテ。静岡産の抹茶パウダーとケーンシュガー、ミルクが絶妙なバランスで、100％オーガニックです。12オンスのカップになみなみと注がれ、なんだか得した気分に。クーポン持参者に限り、ミルクをオーガニックのソイ・アーモンド・ココナッツミルクへ無料変更できます。

手作りのあったかおやつ
『Hot Apple Pie Waffle』（$5.50）

店名の通り小さな窓越しにワッフルを販売するWaffle Windowでは、ベルギーのリエージュ・ワッフルにひと味加えたポートランド風ワッフルが味わえます。ヨーロッパ産のパールシュガーが入った生地はサクッとした食感で、地元産の旬のフルーツなどのトッピングと相性も抜群です。

今月は季節限定の一品、ホット・アップルパイ・ワッフルをご紹介。ワッフルの上に、黒砂糖やシナモン等を加えてローストしたりんご、自家製ホイップクリーム、カラメルソースがかかります。甘さ控えめで日本人好みの味です。

SE. HawthorneとAlbertaに店舗があり、両店とも店内で食べることができます。

素材の味が活きた、サクッと軽い塩味タルト
『Tarte Flambée』（$6）

サントノーレ・ベーカリーのSEディビジョン店が、NWポートランド店、レイク・オスウィゴ店に続き、昨年12月にオープンしました。同店だけで実施している午後４時から閉店までのハッピーアワーでは、フランス・アルザス地方の料理を提供しています。

今月の一品は、アルザス地方出身の一流シェフと共に開発したタルト・フランベ。薄く伸ばした塩味の生地の上に、ソース、ベーコン、野菜等を載せてオーブンで焼いた、スナック的な一品です。ベーコン＆オニオン、ベジタリアン、シェフズチョイスの３種類がある。種類豊富なアップルサイダーなどのアルコールとも相性抜群です。

アメリカの家庭の味、フライドベーコン
『Chicken Fried Bacon』（$6）

カリっと揚げた地元産のベーコンに、リンゴと自家製カラメルのソースをとろり。塩気と甘みが絶妙にマッチ！（チキンは不使用）。

清涼感あふれる和スイーツ
『抹茶パフェ』（$6）

渋みの利いた抹茶ラテと、たっぷり入った抹茶ゼリーがすっきりした後味を演出。くるみ入りの抹茶ブラウニーを浸しながら食べよう。