ポートランドの生活情報&おすすめ観光情報

ポートランドのグルメ・ナビ(2008)

ポートランドのグルメ情報

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*掲載の情報は()内の日付の時点のものです。

寒い日は、中国鍋で温まろう!

(2008年12月)

自分好みの具、スープ、たれで味わう台湾風鍋 | ホット・ポット・シティー

ポートランド州立大学キャンパスにほど近い「Hot Pot City」は、台湾人オーナーのRubyさんが経営する、お鍋の食べ放題レストラン。昼はひとり$8.45(4:00 p.m.まで)、夜は$14.45で鍋が食べ放題+ソフトドリンク飲み放題と、とっても良心的。

カウンターの各席にはひとり用の鍋が設置されており、近年台湾で人気のスタイルとなっている。スープから鍋の具まで、好みに応じて自分流の鍋を作るというやり方だ。みんなでひとつの鍋を囲みたい、という人はテーブルへ。こちらでは、ガス・コンロと鍋が運ばれてきて、おなじみのスタイルで鍋が楽しめる。

注文の仕方はどの席に座っても一緒。まずは7種類のスープ・ベースからひとつを選択。後はビュッフェの台から肉、野菜、麺など好きなものを好きなだけ持ってきて、火にかけるだけ。たれの種類も豊富で、自家製ポン酢、魚ベースの台湾風BBQソース、北中国でポピュラーな豆腐乳、ピーナツ・ソースなどが用意されている。しょう油やチリ・ソース、その他のトッピングもあるので、自分好みにブレンドするのも楽しい。
鍋の具は季節や市場価格によって多少変化するとのこと。夜は魚介類やきのこ類も登場し、メニューも昼より12~15品多い。お代わりの回数や時間にも制限がなく、家族連れでも楽しめる雰囲気だ。

寒い冬にふところを気にせず、お腹いっぱいお鍋を食べたい人は、ぜひ足を運んでみては。

カレー4種
▲肉メニューも充実。夜はさらに魚介類もお出まし!

Dosa
▲野菜の種類も豊富なので、ベジタリアンにもオススメ

店内
▲駐車場の奥にあり、通りからは見つけにくい。Portland Center Plazaの駐車場が目印

■Hot Pot City
1975 SW 1st Ave., Portland, OR 97201
TEL: 503-224-6696 
営業時間:11:30 a.m.~9:30 p.m. 
休み:なし

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我が町のカレー自慢

(2008年10月)

インド人もオススメのインド・カレー | カレー・リーフ

ポートランド地区在住のインド人に愛されているレストランのひとつがここ、20種類を超えるカレーが楽しめる「Curry Leaf」。すべてご飯とライタ(ヨーグルト・ソース)がセットになっており、パンは別途注文。おなじみのナンのほか、全粒粉を使ったロティーやチャパティーなど、数種類用意されている。

カレーの辛さの基本はミディアムだが、好みに合わせて調節可能。いちばん人気のカレーは、鶏の胸肉をクリーミーなトマト・ベースのソースで絡めた「Butter Chicken($10.95)」。鶏肉はとても軟らかくジューシーで、トマト・ソースはどちらかといえば甘めだが、新鮮でコクがある。おなじみのホウレン草とチーズのカレー「Palak Paneer($9.95)」は、じわじわと辛さが効いてくる感じだ。

カレーのほかにもメニューは幅広い。インドから輸入したタンドリー・オーブンを使うなど、調理法もしっかりこだわっている。また、同店は南インド料理をベースにしているが、この辺りで南インド料理を提供するお店は少ないので、それもひとつの特徴だろう。北インド料理とはまたひと味違うので、ぜひ試してみることをオススメする。メニューが多過ぎて迷ってしまうという人は、まずランチで試してみては。セット・メニューが基本だが、水・金・土・日曜はビュッフェ($7.50~)をやっており、前菜、スープ、ご飯類、鶏肉料理、カレーと計15種類ほどが食べ放題だ。

カレー4種
▲(右上から時計回りに)「Palak Paneer」、「Chicken Tikka Masala($10.95)」、「Malabar Vegetable Kurma($8.95)」、「Butter Chicken」

Dosa
▲南インドの代表的なライス・クレープ「Dosa(Plain$5.95)」

店内
▲清潔感あふれる店内

Samosa▲スナックとしても人気の「Samosa($3.25)」

■Curry Leaf
15325 NW Central Dr., Portland, OR 97229
TEL:503-645-6113  
営業時間:11:30 a.m.~2:00 p.m.(日曜~2:30 p.m.)、5:00 p.m. ~9:00 p.m.(金・土曜~9:30 p.m.) 休み:月曜 
ウェブサイト:www.curryleafpdx.com

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おいしいシュークリームが食べたい!

(2008年9月)

本格派のフレンチ・シュークリームここにあり | ペティート・プロバンス

レイク・オスウィゴにある「La Provence」の姉妹店として、2年ほど前にポートランドにオープンした「Petite Provence」。オーナーのパスカルさんはフランス人。商品はすべて本格的なフランス菓子のレシピを用いている。7月に行われたAlliance Francaisesポートランド支部主催の、フルーツ・タルトのコンテストで1位に輝くなど、ポートランドでも有数のフレンチ・ベーカリーだ。店内に入ると右側にショーケース、左側にはテーブルが十数卓並び、店内での飲食も可能。ショーケースの中には数々のペイストリーやケーキがきれいに並ぶ。その奥にはバゲットなどのパン類や、さまざまな形の装飾用のパンが飾られ、本場さながらだ。

同店のシュークリーム($3.50)は見た目も楽しく、白鳥の形にデコレーションされている。マネジャーのかよこさんの話によると、時には蝶の形にもするのだとか。クリームがたっぷりでボリューム満点。しかしながら、生クリームとカスタード・クリームを混ぜて作っているため、甘さは控えめで日本人好みの味だ。その他、フレッシュ・フルーツのタルト($3.50)も人気の商品で、フルーツは季節によって違うものが使われる。

午後には売り切れになる商品もあるので、できれば品ぞろえが豊富な午前中に行きたい。また、週末は行列ができるので、混雑を避けたければ平日の午前10時ごろがオススメだ。

Seared Scallops
▲コンテストで1位に輝いたタルト(大$19.50、小$4)

多彩なワイン
▲白鳥の形のシュークリームは見た目も楽しい

テラス席
▲パティシエ/ベーカーの皆さん。右から2番目がオーナーのパスカルさん、左がマネジャーのかよこさん

■Petite Provence
4834 SE Division St., Portland, OR 97206
TEL: 503-233-1121
営業時間:7:00 a.m.~8:00 p.m.
休み:日曜

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夏気分を満喫できるレストラン

(2008年8月)

シーフードとワインのハーモニーを | ファイブ・スパイス・ビストロ

レイク・オスウィゴのおしゃれなダウンタウンの一角にあるレストラン、「ファイブ・スパイス・ビストロ」。

アート・ギャラリーの横を抜けて2階に上がっていくと、粋なシーフード&ワイン・バーがある。2階からは木々の緑の向こうにオスウィゴ湖が望め、屋外席はなんとも気持ちが良い。町の喧騒を離れて鳥のさえずりを聞いていると、まるで山のロッジにでも来たような気分だ。
 オープンしてから約3年、ワイン愛好者の間では密かなスポットとして知られている。店内にはフランス、オレゴン州、ワシントン州産を中心に、約200種類ものワインが並べられ、ぴかぴかに磨かれたワイン・グラスがテーブルにセットされている。

シーフード・メニューも充実。素材はもちろんパシフィック・ノースウエストの沿岸から。「Seared Scallops($26)」は地元ウィラメット・バレー産のピノ・ノアールによく合う。ワインはグラスで40種、後はボトルでの注文になる。

毎月1回開催されるワイン・ディナーのイベントは、予約が必要なほど人気。6種類の料理とワインが楽しめ、参加費は$100となっている。

子供向けメニューも用意されているので家族でプチ・バケーション気分を味わいたい週末は、レイク・オスウィゴを散策後、ここでゆっくりくつろぎながら食事とワインを楽しむのも良いかもしれない。

Seared Scallops
▲「Seared Scallops」はホタテそのものの甘みがたまらない
©Five Spice Bistro

多彩なワイン
▲ワインの種類も豊富で、定期的にイベントも開催

テラス席
▲テラス席も完備。冬場は暖炉の火がこうこうと燃える

窓の外の眺め▲窓の外に広がるのはオスウィゴ湖ののびのびとした風景

■Five Spice Bistro
315 1st St., #201, Lake Oswego, OR 97034
TEL: 503-697-8889
営業時間:11:30 a.m.~10:00 p.m.(日曜~9:00 p.m.)
ハッピーアワー:3:00 p.m.~6:00 p.m.
休み:なし
ウェブサイト:fivespicerestaurant.com

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夏気分を満喫できるレストラン

(2008年7月)

シーフードとワインのハーモニーを | ファイブ・スパイス・ビストロ

レイク・オスウィゴのおしゃれなダウンタウンの一角にあるレストラン、「ファイブ・スパイス・ビストロ」。

アート・ギャラリーの横を抜けて2階に上がっていくと、粋なシーフード&ワイン・バーがある。2階からは木々の緑の向こうにオスウィゴ湖が望め、屋外席はなんとも気持ちが良い。町の喧騒を離れて鳥のさえずりを聞いていると、まるで山のロッジにでも来たような気分だ。
 オープンしてから約3年、ワイン愛好者の間では密かなスポットとして知られている。店内にはフランス、オレゴン州、ワシントン州産を中心に、約200種類ものワインが並べられ、ぴかぴかに磨かれたワイン・グラスがテーブルにセットされている。

シーフード・メニューも充実。素材はもちろんパシフィック・ノースウエストの沿岸から。「Seared Scallops($26)」は地元ウィラメット・バレー産のピノ・ノアールによく合う。ワインはグラスで40種、後はボトルでの注文になる。

毎月1回開催されるワイン・ディナーのイベントは、予約が必要なほど人気。6種類の料理とワインが楽しめ、参加費は$100となっている。

子供向けメニューも用意されているので家族でプチ・バケーション気分を味わいたい週末は、レイク・オスウィゴを散策後、ここでゆっくりくつろぎながら食事とワインを楽しむのも良いかもしれない。

Seared Scallops
▲「Seared Scallops」はホタテそのものの甘みがたまらない
©Five Spice Bistro

多彩なワイン
▲ワインの種類も豊富で、定期的にイベントも開催

テラス席
▲テラス席も完備。冬場は暖炉の火がこうこうと燃える

窓の外の眺め▲窓の外に広がるのはオスウィゴ湖ののびのびとした風景

■Five Spice Bistro
315 1st St., #201, Lake Oswego, OR 97034
TEL: 503-697-8889
営業時間:11:30 a.m.~10:00 p.m.(日曜~9:00 p.m.)
ハッピーアワー:3:00 p.m.~6:00 p.m.
休み:なし
ウェブサイト:fivespicerestaurant.com

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直営店のできたて地ビールに舌鼓

(2008年6月)

愛犬と一緒にビール三昧 | ラッキー・ラブラドール・ブリュー・パブ

オーナーのゲーリー氏とブリュー・マイスターのアレックス氏、ビール好きのふたりが、ポートランドっ子にも質の良いこだわりのビールを楽しんでもらい、皆がわいわい集まれる場所を提供したいと、1994年に設立したのが、「ラッキー・ラブラドール・ブリュー・パブ」。

ここはユニークなビールが豊富。いちばん人気の「Super Dog」はアルコールの濃度が6%と高め。香りも苦みも豊かな味わいで、じっくり味わうには最適の1杯だ。さらに濃いビールが好きな人には「Lucky Labrador Stout」がオススメ。イギリス風フルボディーの黒ビールは、香ばしく甘苦いモルトの香りと、ずっしりとした飲み応えがなんとも良い。料金は、どれもグラス$2.95、パイント$4.25、ピッチャー$11.95。オーダーする前に小さなグラスで試飲させてくれるのもうれしいサービスだ。こだわりのビールを楽しんでもらうため、食べ物メニューの種類はそれほど多くないが、サンドイッチ($5.25~$6.95)や「Bento($5.95)」と名の付いたカレーなどがあり、食べ物目当てで来る人もいるという。また、お店のマークと名前に犬を使用していることから、いつのころからか愛犬家が自然と集うようになり、テラス席では犬同伴でビールが味わえる。

パブでもない、レストランでもないこの場所は、いつでもみんなでくつろげる居心地の良い場所だ。その他、ポートランド市内に直営店が2店舗ある。

サラダバー
▲オーナーのゲーリー氏。オリジナルTシャツも常連客に愛されている

サラダバー
▲8~10種類以上の定番ビールのほかに、季節ごとにさまざまなビールが作り出される

Piccatta chicken▲定番ビールの「Golden ESB」。オーガニックの大麦を使用しており、香りもほろ苦さも、ほど良くバランスが取れ、すっきりマイルドな飲み応え

■Lucky Labrador Brew Pub
915 SE Hawthorne Blvd., Portland, OR 97214 
TEL: 503-236-3555
営業時間:11:00 a.m.~12:00 a.m.
(日曜12:00 p.m.~10:00 p.m.) 休み:なし
ウェブサイト:www.luckylab.com 
休み:なし

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新感覚の日本食を堪能

(2008年5月)

日本食とフランス料理の融合 | ル・ハナ

ハナ(Hana)は日本語の花、それにフランス語のル(Le)をくっ付けて、文字通りジャパニーズ・フレンチのフュージョン・メニューを提供しているのがここ、「ル・ハナ」。オーナーのキム氏は、元々はフレンチのシェフだが、寿司の繊細かつ奥深い美意識に、フランス料理に見る冷菜と共通するものを見いだし、このふたつを組み合わせることで新感覚のジャパニーズ・フレンチ料理をプロデュースすることになった。

例えば、「シー・エスガルゴ($12)」は、ツブ貝をエスカルゴ風にアレンジ。見た目はフレンチだが素材や味付けは和風という、しゃれたひと品に仕上がっている。「グリルド・スキャロップ・ナポレオン($11)」は、表面をこんがり焼いたホタテが軟らかく、貝肉の繊維がほろほろと崩れていく食感がなんとも良い。新鮮なオレンジを切り刻んだサルサがホタテの甘さをさらに引き立てている。海草サラダの上に盛られたアン肝、「モンクフィッシュ・フォール・パテ($7)」はビール、お酒に最高の肴。アン肝のまったり・ふんわりとろけるような舌触りが絶妙で、潮の香りが口いっぱいに広がってゆく。

バーには約30種類の日本酒が。ハッピーアワーは平日に毎日2回あり、マグロやハマチなどのにぎりが$1.50、そのほかのメニューも$1~$4とかなりお得。現在開発中のサウス・ウォーターフロント・エリアの一角にあり、洗練されたテナントが続々入ってくる中、ひときわ光るセンスとユニークさで注目を集めつつある。

サラダバー
▲ツブ貝をアレンジした「シー・エスガルゴ」はまるで絵画のようなひと皿

サラダバー
▲「グリルド・スキャロップ・ナポレオン」は、肉厚なホタテにオレンジ・サルサを挟んだ、新しい味

■Le Hana Japanese Bar & Grill
3500 SW River Pkwy., Portland, OR 97239
TEL: 503-467-7533
営業時間:11:00 a.m.~10:00 p.m.
(土・日曜4:00 p.m.~)
ハッピーアワー:2:00 p.m.~6:00 p.m.、
8:00 p.m.~10:00 p.m.(月~金曜) 
休み:なし

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日本からのゲストを連れて行きたいレストラン

(2008年4月)

ポートランドで自慢したい店と言えばココ | ヒギンズ

ダウンタウン・ブロードウェー沿いにある「Higgins」。フレンチ・地中海風メニューにパシフィック・ノースウエストの幸をぜいたくに取り込んだ料理は、質の高い洗練されたレストランが多いポートランドの中でも屈指である。オーナーのグレッグさんは有機栽培にこだわり、自ら地元の農家と研究・試行錯誤しながらオーガニック野菜を育て、豚や鶏も近郊で有機飼育されているものを使用しているという。海の幸も新鮮なものばかり。これらは、安全で最高級のものを提供したいという信念に基づくもので、それを思えば値段がちょっぴり高いのも納得できる。

「Higgins charcuterie plate with house-made pickles($13.75) 」は、大理石のタイルの上に10~15種類ものハムやサラミ、ヒギンズ家に代々伝わる秘伝のピクルスを盛り付けた、見た目もおしゃれな前菜。酸っぱ辛いここのピクルスは、脇役ながら人気のひと品となっている。この日のスペシャル料理($25.50)は、マッシュルーム、オレゴン産トリュフ、あさつき、ニンジン、ピーマンなどをじっくり炒めて作った“デュクセル”に、舌平目を巻き付け白ワインで蒸し焼きしたもの。トリュフ・オイルの風味も加わり、五感で堪能できる。自然の甘さが引き立った付け合わせの野菜類にも注目だ。2週間ごとに入れ替わるデザートもぜひ試してみよう。

地元のブリュワリー、ワイナリーとも提携し、何から何までとっておきの「Higgins」。平日でも込んでいるので、事前に予約をしてから出掛けるのが無難だ。

サラダバー
▲甘さ控えめの「Carrot Cake($8)」はクリーム・チーズとの相性がバツグン

サラダバー
▲どちらの料理にも甘さを控えたオレゴン産白ワインがよく合う

Piccatta chicken▲シンプルかつ洗練された店内でゆっくり食事を楽しめる

▲オーナーのグレッグさんは、自ら厨房に立ち腕をふるう

■Higgins
1239 SW Broadway St., Portland, OR 97205 
TEL: 503-222-9070
営業時間:11:30 a.m.~12:00 a.m.
(土曜4:00 p.m.~2:30 a.m.、日曜4:00 p.m.~12:00 a.m.)
休み:なし
ウェブサイト:http://higgins.ypguides.net

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週末のブランチはこの店でキマリ

(2008年3月)

ファミリーでゆっくり楽しむブランチ・タイム | オールド・ワイブス・テールズ

日曜日、朝食の支度を手抜きして、家族でのんびりブランチを楽しみたい時にオススメなのが、ここ「Old Wive’s Tales」。メニューは無国籍。栄養のバランスが取れたものを安心して食べてもらえるようにと、使用する材料に気を遣い、メニューには料理に入るすべてての材料が記載されている。人気のサラダ・バー($9.75)とスープ・バー(カップ$3.50~)も、ドレッシングやブロスの内容がひと目でわかる表示付き。グルテン・フリーの料理やベジタリアン・メニューも充実している。地元の「太田豆腐」より仕入れた豆腐や豆乳を使用した料理も多く、日本風お好み焼き「Savory Oven-baked Japanese Vege Pancake($10)」も人気だ。

写真の「Piccatta Chicken($11)」は、サイド2品が選べ、自分好みのメニューが作れるひと皿。白ワイン・レモン汁・バター・塩こしょうで煮込んだソースでマリネされたチキンは、軟らかく中まで味が染み込んでいる。「Verde Cheese Omelet ($10)」はチーズ入りのふっくらオムレツにグリーン・サルサがかかったもの。量もちょうど良くお腹も満足だ。

80年代にフェミニスト運動で活躍していたというオーナーのホリーさんは、頑張る女性を応援したいと、子供用のプレイ・ルームを設置。子供が飽きないように、そしてお母さん達はゆっくり食事ができるよう配慮がなされている。子供連れでなければ、クラシックがBGMの静かなダイニングへ案内してくれるのでご心配なく。

サラダバー
▲材料が細かく表示されているので、ベジタリアンやフード・アレルギーの人も安心
Piccatta chicken▲「Piccatta Chicken」と「Verde Cheese Omelet」。鶏肉や卵は天然のものを使用している

▲メイン・ダイニングのすぐ横にあるプレイ・ルーム

■Old Wives’ Tales
1300 E. Burnside St., Portland, OR 97214
TEL: 503-238-0470
営業時間:8:00 a.m.~9:00 p.m.
(金・土曜~10:00 p.m.) 休み:なし
*この情報は2008年時点のものです。

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ピリ辛料理で心も体もポカポカに

(2008年2月)

汎東南アジアのピリ辛スープ | マレー・サテー・ハット

本格的なマレーシア料理店、「マレー・サテー・ハット」。多様な文化が混ざったマレーシア料理には、カレー粉や中国薬草が多く使用され、汎東南アジアの味を1度に堪能できる。マレー通をもうならせるここのメニューは、どれをとってもおいしいと評判だ。

マレー料理には欠かせないというカレー粉の香りが漂うピリ辛の「Curry Fish Head($18.25)」は、野菜の甘さ、魚のダシ、マレー・スパイスの辛さが調和したスープ。食べている時はうまみが口の中を支配しているが後味がしっかり辛く、徐々に体の芯から熱くなってくる。スープの王様「Tom yam kung(小$8.95、大$11.95)」はタイ料理だが、ここでも人気のメニュー。魚介類がたっぷり入った酸っぱく辛いスープには、ご飯も良く合う。ショウガやレモングラスも食べやすくカットされており、洗練された味に仕上がっている。また、中国薬草で煮込んだポーク・リブと肉厚シイタケのスープ「Bak Kut Teh(小$8.95、大$14.95)」はほんのり甘く、中国薬草独特の燻した感じの奥深い味と香りが病み付きになる。半日以上掛けて煮込んだポーク・リブはとても軟らかく、歯応えのあるシイタケにもしっかり味が染み込んでいる。

ほかにもたくさんの種類のスープやヌードルがあるので、ちょっと変わったピリ辛スープで身体を温めたい時は、ぜひここを試して欲しい。シアトル、レドモンドにも店舗あり。

自家製オニオンリング
▲具たくさんで見た目も豪華な「Curry Fish Head」
オーナー・シェフ&パティシエのジョンさん▲「Tom yam kung」(手前)と「Bak Kut Teh」(奥)
氷のレール
▲竹など自然の木を使ったインテリアは異国ムードたっぷり

Malay Satay Hut
2850 SE 82nd Ave., #104, Portland, OR 97266
TEL: 503-771-7888
営業時間:11:30 a.m.~3:00 p.m.、5:00 p.m.~9:00 p.m.
(土・日曜11:00 a.m.~9:00 p.m.) 
休み:なし ウェブサイト:www.malaysatayhut.com

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2007年にオープンした和食店

(2008年1月)

幅広い品ぞろえが魅力! | こうじ大坂屋エイティーセカンド店

今、ポートランドでいちばん注目されているエリアにあるフボン・ショッピング・センターの敷地内、隣接するスターバックスと同じモダンな建物の中に待望の日本食レストランがやって来た。12月初旬にオープンした、こうじ大阪屋エイティーセカンド店は、オレゴン州に5店舗、ワシントン州に1店舗を展開するチェーン店のいちばん新しい店舗だ。

席から厨房が見渡せるオープン・キッチンは、シェフとお客さんが互いの反応をわかり合えるようにと、これまでの店舗にはない新しいアイデア。このすっきりとした潔い空間と、店を囲む大きな窓が明るく気持ちの良い雰囲気を作り出している。できた料理を厨房からすぐにお客さんに出せるようにと、7つあるボックス席はすべてカウンター越しに料理をサーブできる造りになっており、シェフとも気軽にやり取りができる。おいしかったらその場でシェフに伝えることができるし、その分シェフも緊張感を持って調理に臨めるわけだ。

ちょっとお腹がすいた時にうどん1杯だけでも、と気軽に入店できるよう、軽食からディナーまで幅広いメニューが用意されているので、いつ行っても必ず食べたいものが見つかるはず。ハーフ・サイズのお子様メニューも魅力的なので、家族連れにもオススメだ。しかしなんといっても人気メニューは、コンビネーション・ディナー($17.95)だろう。メイン2品(ヒレカツ・焼き鳥・天ぷら・焼き肉・鮭の照り焼き・塩鯖・寿司から選択)に味噌汁・ご飯・カリフォルニア巻き・サラダが付いてくるこのセットは、各店でも大好評。ショッピングを堪能した後は、日本食にゆっくり舌鼓を打とう!

コンビネーション・ディナー
▲ボリュームたっぷりのコンビネーション・ディナー
オーナーの奥野さん(左)とディストリクト・マネジャーの関さん
▲オーナーの奥野さん(左)とディストリクト・マネジャーの関さん
開放的な店内▲大きな窓に囲まれた明るく開放的な店内
Koji Osakaya
▲車での行き来もしやすい立地

■Koji Osakaya 82nd
2838 SE 82nd Ave., Portland, OR 97266
TEL: 503-200-5151
営業時間:11:00 a.m.~9:00 p.m. 休み:なし ウェブサイト:www.koji.com

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