毎日の料理に必要なのは一に愛情、二に手抜き!? 男の料理ならではの豪快＆簡単レシピを3人の子持ち兼業主夫がお届け。忙しい時や今晩のおかずに困った時のアイデアにどうぞ！
チリ丼
チワァッ。この度このコラムを担当することになった北のおっさんです、オスッ。トォキョー生まれのトォキョー育ち。が、しか～し、親父がトーホグ出身なので、レシピの味は濃いめ。心しておくように、オスッ！ 今回紹介する料理はチリコンカーンの缶詰がベース。そもそもチリにハマったのは、学生時代に東京の原宿にウェンディーズが開店し、そこで出合ったのがきっかけです。ハワイに住んでいた時にはイベントの屋台などで「Chili Bowl」という名で販売しているのを見掛けましたが、元来凝り性なおっさんは、アレンジを加えて改良。チーズのクリーミーさと、ホウレン草のシャキシャキ感がチリの風味に絶妙に絡み、何とも言えないおいしさの丼になりました。ボリュームもあるので、育ち盛りの男子にもオススメ！ ナチョを砕いて入れてもOKだし、目玉焼きやハンバーグをのせて“ロコモコ風” にガッツリ食してもマイウーです。
●材料（1～2人分）
|
●作り方
1 | 自分好みのチリコンカーンの缶詰を鍋に空ける。※おっさんの好きなのはHormel Foods社のStaggというブランドの「Classic」。少しリッチな味わいなので、そこに水を小さじ5杯分くらい追加。もちろん自家製チリでもOK。 |
2 | ①にケチャップとウスターソースを加え、弱火～中火で温める。 |
3 | ②が煮立つ少し前に洗ったホウレン草を食べたい分だけ投入。主観ですが、ホウレン草の量が少ないとおいしくないです。 |
4 | ホウレン草がしんなりし煮立ったら火を止める。 |
5 | チーズをどっさり載せた熱々ご飯の上に④をたっぷりとかけて、ハイッでき上がり！ 好みでハラペーニョやタバスコをかけて食べてください。簡単でしょ？ 皆さんも、自分流のチリ丼を開発してみるべし！ |
文・写真／北のおっさん
シアトルの北のほう在住。幼少時、両親が共働き、優秀な姉は図書館に入り浸りで、実質かぎっ子だった。そんな寂しい育ち盛りにインスタント・ラーメンを生 でかじって過ごすなどの、美しくも悲しい過去を持つ。自分の子供達にはそんなみじめな思いをさせたくないと一念発起。自営という立場もあり、料理に目覚め る!? 女房元気で留守が良い。3児の父。
(2011年11月）