毎日の料理に必要なのは一に愛情、二に手抜き!? 男の料理ならではの豪快&簡単レシピを3人の子持ち兼業主夫がお届け。忙しい時や今晩のおかずに困った時のアイデアにどうぞ!
放置焼き豚
あけましておめっとさん! いつもエロカッコイイ北のおっさんです。えっ? 「見たことないからわからない」って? 見ないほうが良いかも。特に起き抜けはキツイっすよ(笑)。さて、めでたく2回目突入です。今回紹介するのは、おっさん家族を含む全米肉食野郎共の憧れ「焼き豚」。日本では至るところに自慢の自家製焼き豚を出す店がわんさかあるわけさ。シアトルにも多少あるけれど、なかなか行けない、出合えないのが実情。そこで自分で作ることにしたのね。某有名量販店Cで豚の塊肉を安く購入。脂身が多いほうが、さらにジューシーな仕上がりに。「ダイエット? 何それ! おいしいの?」ってなもんだ。そんで、さらにアジア系スーパーマーケットで売られているゴッド・アイテム、李錦記社の叉焼醤(チャーシュージャン)をゲット! これがスグレモノのうえに、$2前後で手に入るのね。まさに中国4千年の味。1度で大量に作れるので、パーティーやポットラックにも最適! 早速、作ってみましょ。
●材料(作りやすい分量※4人分~)
【ソース】
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●作り方
1 | 肉を、ジップロックまたは耐熱ガラスの器に【ソース】の材料と共に入れて漬け込み、冷蔵庫に半日~1日入れる。 |
2 | フライパンにやや多めの油を入れて火にかけ、少し煙が上がったところで肉を静かに入れて表面を焼き付け、肉の中にうまみを閉じ込める。焦がさないように、また、飛んだ油でやけどをしないように注意。 |
3 | 耐熱ガラス容器に②を移し、残りのソースを回しかける。 |
4 | オーブンを365度に設定し、アルミ箔で上部を覆い、約40分焼く。ひっくり返して温度を410度に再設定し、アルミ箔を外した状態で15~20分さらに焼く。表面に多少焼き色が付き、乾いた感じになったらオーブンから取り出す。 |
5 | そのまま1時間半~2時間放置してでき上がり。 |
文・写真/北のおっさん
シアトルの北のほう在住。幼少時、両親が共働き、優秀な姉は図書館に入り浸りで、実質かぎっ子だった。そんな寂しい育ち盛りにインスタント・ラーメンを生 でかじって過ごすなどの、美しくも悲しい過去を持つ。自分の子供達にはそんなみじめな思いをさせたくないと一念発起。自営という立場もあり、料理に目覚め る!? 女房元気で留守が良い。3児の父。
(2012年1月)
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