毎日の料理に必要なのは一に愛情、二に手抜き!? 男の料理ならではの豪快&簡単レシピを3人の子持ち兼業主夫がお届け。忙しい時や今晩のおかずに困った時のアイデアにどうぞ!
餅入りスープカレー
チワァッ。皆さん、元気にお過ごしっすか? 一生懸命貧乏してます、北のおっさんです。「欲しがりません、勝つまでは。人生楽ありゃ苦もあるさ」っと。さて、3回目はスープカレーです。芸能人のどなたかが、いつぞや「カレーは飲み物です!」とのたまっておりましたが、言い得て妙。いかにも食いしん坊の名言(迷言)ですね。普通のカレーも良いけど、おっさんのスープカレーもいけるよぉ。何たってご飯が入っていない分、噛みこなさなくていいから、すぐに食べ物を胃袋に流し込みたい腹ぺこ大将にはうってつけなのだ。ちゃんと噛まないと体に悪い? そんなの自己責任だぜ、ガハハハ。これに正月の雑煮用に買って、まだ余っている餅をトッピングすれば、立派な主食にもなります。1日おいたスープもまた激ウマです!
●材料(4人分~)
※入手可能ならばコリアンダー、クミン、ターメリック、タンドリー、パプリカ、カレー・パウダーなどの各種スパイス。 |
●作り方
1 | 厚手の鍋に油を熱し、1、2センチ幅に切ったベーコンを焦がさないように炒める。 |
2 | くし切りにしたタマネギとバターを①に入れて、透明になるまで炒めたら、乱切りにしたソーセージと、みじん切りにしたニンニクを加える。そのほかの野菜は、固いものから順に加えて炒める(おっさんはジャガイモとブロッコリーだけは別ゆでして後で添えます。これは個人の好みですね)。 |
3 | 水とブイヨン、赤ワイン、ナツメグ、ローリエ、アップル・ソースを②に加える。沸騰したらあくを取り、材料が軟らかくなるまで弱火~中火で煮込む。塩・コショウ及び各種スパイスを入れ、味を整える(ローリエは色が変わった時点で取り出す)。 |
4 | 味見をしながら③にカレー・ルーを少しずつ入れる。濃いめ、薄め、サラサラ加減など、好みで調節を。 |
5 | 器に盛り、トースターで焼いた餅を載せ、乾燥パセリを散らしてできあがり。そのほかチーズを添えたり、ラーメン、うどん、パスタなどの麺類を入れてもOKだし、余りごはんで雑炊やおじやにしても良し。魚貝類と共に鍋風にしてもグーですよ。 |
文・写真/北のおっさん
シアトルの北のほう在住。幼少時、両親が共働き、優秀な姉は図書館に入り浸りで、実質かぎっ子だった。そんな寂しい育ち盛りにインスタント・ラーメンを生 でかじって過ごすなどの、美しくも悲しい過去を持つ。自分の子供達にはそんなみじめな思いをさせたくないと一念発起。自営という立場もあり、料理に目覚め る!? 女房元気で留守が良い。3児の父。
(2012年3月)
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