毎日の料理に必要なのは一に愛情、二に手抜き!? 男の料理ならではの豪快&簡単レシピを3人の子持ち兼業主夫がお届け。忙しい時や今晩のおかずに困った時のアイデアにどうぞ!
ご先祖様感涙!やみつきボルシチ
食いしん坊の皆さん、はっぴっぴーのぴーですか? いつでもどこでも、はっぴーぴーな愛情料理の独裁者“北のおっさん”っす。めでたく最終回を迎えまし た。もし寂しくなったらファンレターは編集部まで。特に女子、大歓迎よ。ホッホ~! エニウェイ、愛情料理のトリを飾るにふさわしいレシピはこれ。東欧を 代表するおふくろの味、ボルシチ。暑い時期に冷たい飲み物やアルコール類をたしなみながら、アツアツ料理を食す。これも夏場のだいごみであります。汗をか くし、温野菜もたっぷり摂れて健康的ね。決してミスマッチではないのだ。なぜかおっさんは子供の頃からボルシチやピロシキ(東欧のお姉さんも含む?)が大 好きでした、うふふ。でっ、青年になって知ったのですが、おっさんのご先祖様はロシア系だったのね。何のことは無い、民族の血が騒いで欲していたのです な。納得っす。ハラショー! では、始めましょっか。
●材料(4~5人分) ・牛肉(豚・マトンでもOK)400~500g <B> <C> <D> ・ローリエ 大1枚 |
●作り方
1 | ビーツとジャガイモをそれぞれ別の鍋で水から丸ごと、どちらも串がすっと通るまで茹でる。冷めたら皮を剥き、好みの大きさに切る。それ以外の野菜と肉も適当な大きさに切る。 |
2 | 鍋にオリーブ・オイルを熱し、塩・コショウをまぶした肉を投入。表面に焼き色が付いたら、肉がヒタヒタになるくらいまで水を入れる。沸騰したら弱火にしてローリエを投入し1時間以上煮込む。時々アクを取りながら、水分が少なくなったら水を足す。 |
3 | AとCを②に加え20分位煮る。さらにBを加え、キャベツが軟らかくなるまで煮込み、最後にDを入れる。 |
4 | 器に具を入れた後、スープを注ぎ(そうすると盛り付けがきれい)、サワークリームを上にのせて出来上がり。 ※シベリアなどの北部は具が大きめ、モスクワに近くなるほど具は細かく見た目にも気を使うそうです。 |
シアトルの北のほう在住。幼少時、両親が共働き、優秀な姉は図書館に入り浸りで、実質かぎっ子だった。そんな寂しい育ち盛りにインスタント・ラーメンを生 でかじって過ごすなどの、美しくも悲しい過去を持つ。自分の子供達にはそんなみじめな思いをさせたくないと一念発起。自営という立場もあり、料理に目覚め る!? 女房元気で留守が良い。3児の父。
(2012年7月)
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