わーい、やっと半袖でも外を歩ける季節になったよ~! やっぱりシアトルの冬は長いわ~。こっちへ来たばかりの頃、じとじと降り続く雨と慣れない環境、狭い人間関係に、お気楽ノー天気を自称する私もすっかりホームシックになり、日本へ帰ろうと本気で思い詰めたもんです。今じゃそんなことも遠い昔。すっかりこっちの生活に馴染み、日増しにたくましくなっておりますが。
それはさておき、週末ともなると、ご近所のあちこちからチャコールの匂いが……。やっと冬が終わった~と感じる一瞬。誰かが『ゆうマガ』にコメント寄せていたけど、「BBQに招待されて行ってみたら、ハンバーガーとホットドッグしかなかった」というのには私も笑った! 日本人にとってのBBQといえば、もっとご馳走のイメージあるよね~。山海の珍味を豪快に焼く!って感じ。まあ、アウトドアを気軽に楽しもうと思ったら、こっちの簡単BBQも悪くないけどね~。
かたや日本の焼肉BBQって、やれ野菜だの、タレだの、小皿だの、準備が大変! おまけにアメリカの牛肉だと日本式焼肉をやっても全然おいしくない! そこでうちのBBQは、友人に教わった漬け込みダレが主役。韓国のプルコギみたいなもんです。安い肉が柔らかく風味も良くなるし、調味料を持って行く手間もなし。キャンプやピクニックに行く時は、卓上用のBBQグリルと、味付けした肉、家で下ごしらえしたじゃがいもやコーンだけ。前もって仕込み、ジップ式袋にタレごと入れて冷凍しておくと、遠出する時の保冷剤代わりになるし、超便利!
ちなみに、本格的なキャンプ・シーズンの幕開けは、今月末のメモリアル・デー・ウィークエンドかな?
韓国風BBQ
■ 材料(5~6人分) |
焼き肉ダレ:
※調味料は肉の量に合わせて調節を。余った場合は冷凍できます。 |
■ 作り方 |
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肉をスライスする時は、冷凍庫にしばらく入れて、半分凍りかけた状態でカットするときれいに切れるよ~。良く切れる牛刀か出刃包丁を使うとグッドです。タレに漬け込んだ肉は、1回分ずつジップ式袋に入れて冷凍しておけば、いつでも気軽にBBQが楽しめて便利! このタレにコチジャンを混ぜると、豚肉や鶏肉に合うピリ辛ダレにもなるのよ~。出先のスーパーで買ったでき合いのサラダでもあれば最高だし、おにぎり、下茹でしてアルミホイルに包んだじゃがいも、直火で焼くコーン、野菜(プチトマト、ズッキーニ、オニオン、ピーマンなど)を串に刺したものを足せば、すごいご馳走です!
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!
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