アメリカに来て嬉しいことのひとつ。「アスパラガスが安いこと」! 春から初夏に掛けてが旬なのかな。大人の指ほどの太さがある元気なアスパラガスが結構安値で手に入るよね。
20代前半、とある事情により1年だけ、さる大物政治家の東京宅でお手伝いをしていた。そこで、アスパラガスは両手で軽く持って、自然に折れるところから下は捨てるってことを初めて教わったの。でも、高いアスパラガスをぽきんと折ったら、食べるところがうんと減るじゃない!? アメリカに来てもその貧乏性は抜けていないようで、ちょっと固いけどな~と迷う辺りをカット。そこから鉛筆を削る要領で固いところを取り除くのが私のやり方。だってね、アメリカのアスパラガスって、普通に折れるところで切ったら、3分の1は捨てることになるもんね~。
アスパラガスってあんまり知られてないかもしれないけど、疲労回復の栄養素を含んでいるんだよ。ほら、「アスパラ何とか」って栄養ドリンクがあったでしょ? あれは、アスパラギン酸から付けられた名前なんだよ~。そう思いながら食べるせいか、アスパラガスを食べると元気になる気がして。いろいろな食べ方があるけど、“さっと茹でてマヨネーズ”は永遠の定番だし、薄切り肉を斜めにクルクル巻いてフライにしたり、グラタンにしたり、BBQグリルでさっと焼いて煮びたしにしたり。どうやって食べてもおいしい副菜になってくれるのが嬉しい!
こっちじゃ名の通ったレストランでも、アスパラガスのハカマをむいてないとこ多いけど、これはやっぱり取ってもらいたいな~。もやしのひげ根は根性が足らんので無視するけれど。へへへ。
で、今回紹介するのは、ゴマ和えレシピ。田舎臭いけど、意外にアメリカ人にも受けるんだよ~。ほうれん草はもちろん、インゲンでもおいしいぞ!
アスパラガスのゴマ和え
■ 材料 |
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■ 作り方 |
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ほうれん草などの葉物野菜で作る場合は、茹でて水に取った後、絞る時にしょうゆをたらして一緒に絞ると味がはっきりしますよ。簡単すぎてごめん! のレシピでした。皆さんの自慢のアスパラ・レシピも教えてね~。
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!
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