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チャイニーズ野菜で簡単副菜

ティラミス

料理の手抜きが多くなってきたことは前回、前々回にも話した通りだけど、最近気になっているアルカリ・イオンの還元水などをウェブでいろいろ調べているうちに、やっぱり野菜が大事ってことに、改めて気付かされたの。体が酸性に傾くと、疲労物質もたまりやすくなるし、アレルギーも出やすくなるし、体がそのアンバランスを解消しようとして骨からカルシウムを取り出し、pH(ペーハー)バランスを整えるんだとか! 肉・魚・卵・乳製品・穀類はみんな酸性だそう。ちなみに野菜・果物・海藻類はアルカリ性です。

ところが、アメリカのスーパーって1年中変わり映えのしない食材が並んでいて、食べたいものがない! そこで、マイブームはチャイニーズ野菜。お馴染みのチンゲンサイ(青梗菜)、ヨウツァイ(油菜)、ガイラン(芥蘭、チャイニーズ・ブロッコリー)、白菜を細長くしたような漬物にしたくなる青菜類、いろいろあって、想像力をかき立てるの~。

どれを試しても意外に当たりはずれがないし、いかにも体に良さそうな色かたち! ビタミンCやA、カルシウムなどのミネラルも豊富だし、もっとどんどん活用したいもんです。冷凍野菜もニンニクの芽やインゲンはオススメ。食べ方はいたって簡単です。

味付けは好みでいいんだけど、常備しておきたいのが、ニンニク、生しょうが、鶏ガラスープの素、オイスターソース、豆板醤など。これらを組み合わせて、さっと炒めて味付けすれば、栄養満点の副菜になるので、ぜひお試しください!

ヨウツァイのしょうが炒めのレシピ

■ 材料
  • 油菜 1束
  • しょうが 1片
  • 鶏ガラスープの素 小1~2
  • 油 適量
  • 塩コショウ 適量 

■ 作り方
1. 油菜はよく洗って、茎の部分と葉に分けて3センチ幅に切る。しょうがは皮をむいて細切りにする。
2. フライパンに油を熱し、しょうがを入れ、油菜の茎から炒め始める。色が変わったら葉を足して、さっと火を通す。
3. 鶏がらスープの素と塩コショウで味付けする。

野菜は、チンゲンサイでもアスパラガス(ベーコンを足しても可)でもインゲンでも、ほかの中国野菜でOK。
好みでエビや鶏肉を加えてもおいしい。この場合、酒に漬けておくこと。凝るなら、片栗粉と卵白をまぶしてから先に炒めて取り出し、野菜を炒めた後に加えると美味。

ガイランのオイスターソース炒めのレシピ

■ 材料
  • ガイラン 1束
  • ニンニク 1片(みじん切り)
  • 鶏ガラスープの素 小1
  • オイスターソース 大2~3
  • しょう油 小1
  • 砂糖 小1
  • ごま油 小1
  • 豆板醤 適量(好みで)

■ 作り方
1. ガイランはよく洗って、固い茎の部分と葉の2つに切り分ける。
2. フライパンに油を熱し、ニンニク(足すならここで豆板醤も)を加え、茎から炒めてフタをする。
3. まだ固さが残るくらいで葉の部分を加え、調味料を加える。

野菜は好みで違うものにしても可。
牛肉薄切りに下味(酒/砂糖/サラダ油各小2ずつ)を付けておいて、ニンニクの芽と炒め、この味付けにするとおいしい!

 

逸子モーガン:
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!