アメリカで初めて「コーヒーケーキ」と呼ばれるものを食べた時、「コーヒーが入ってないじゃないか~!?」と思ったのは、私だけじゃないはず。たぶん、「コーヒーに合うケーキ」という意味だと思うんだけど、多めのバターとか、サワークリームとか、ものによってはクリームチーズが入っていて、ちょっとリッチなどっしりしたケーキなの。
カナダの国境に近いリンデンという町にダッチ・ベーカリーがあって、ここのコーヒーケーキがおいしいからと、友人がお土産にくれたのね。アーモンドとブルーベリーの2種類で、どちらも甘さ控えめですごくおいしかった! だけど、往復3時間。頻繁に買いに行くのは、私の住むエベレットからでもさすがに遠い! それならば、といろんな雑誌をめくってレシピを探し出し、甘さを日本人好みに控えて、いろいろ試して見た結果、このブルーベリー・コーヒーケーキのレシピが私のお気に入りになりました。
先日、連載約2年にして初めてYOUMAGA.COM編集部を訪ねた(遅いって?)時も、差し入れに持って行ったら、編集の方から「とてもおいしかった~。レシピをください!」と言われました。手前味噌で恐縮ですが、私の販売するパンパードシェフのストーンウェアを使って焼くと、生地が沈まず、ふっくらしっとり焼き上がりますよ~。もちろん、ストーンウェアを持っていなくてもできるので、ぜひお試しください。慣れるまでちょっと面倒に感じるかもしれないけど、本当においしいから頑張ってね。
ブルーベリー・コーヒーケーキのレシピ
8×8または9×9インチ角型(丸でも可)
■ 材料 |
①
②
③
④
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■ 作り方 |
1. ①をボウルに入れ、フォークで切るようにしてすり合わせ、そぼろ状にする。これに、②の材料を混ぜ合わせて3/4カップほど残したものを、混ぜ合わせる。 2. ③の材料はバターから順にボウルに入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせる。これに④の材料を加え、泡立て器でさらによく混ぜる。わりとしっかり練っても大丈夫。 3. オーブンは350度に熱しておく。型にバターを塗り、粉をはたいたら、約半分の生地をそこに敷く。残しておいた②を振り入れ、その上にブルーベリーを散らす。残り半分の生地を少しずつそっと入れ、全体をカバーする。 4. 上に①を散らし、オーブンの中段で焼くこと1時間(メタルパンだともう少しかかる)。しっかり冷ますとでき上がり。1日置いた方がしっとりする。 |
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!
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