ついこの間、夏休みが終わったと思ったら、なんかもう肌寒くないですか~? ノースウエストの夏は、いつも突然終わり、冬になっちゃう気がしますね。子供の野球の試合を見るのも、セーター着込んでジャケット着て、おまけにブランケットでぐるぐる巻きだわ~。旦那も「そろそろ鍋が恋しいね」なんて言い出しました。
私の目下の悩みは、子供たちの味覚……。秋も続けて、放課後のスポーツをやらせているのですが、夕飯前に出かけることが多くなり、試合前に食べ過ぎると動けないという息子は、スナック程度しか食べないので、試合後に必ずファスト・フードってパターンが定着しつつあります。「たまに体に良いものを」と、せっせと料理しても、舌がアメリカンになった子供たちは好き嫌いが多くなり、なかなか食べてくれません。特に下の子は超ピッキーです。
でも、思い起こせば、私も中学1年生までは、極端な偏食だったんです。焼肉をしても、肉嫌い、玉ねぎ、ピーマン、人参嫌いだから、キャベツしか食べられなかったし、食も細くて、小さなご飯茶碗1膳がやっと! 毎日の給食は拷問でしたね(大体、ひじきの煮物とか五目豆に、パンと牛乳がつく献立って、どういうセンスだったんだろう?)。
それが中学校に入り、バレーボールをするようになって、毎日練習でしごかれた後は、もう背中とお腹がくっつきそうになるほど空腹! 気がついたら何でも食べられるようになっていたんですね。一番良く食べた時期は、朝ごはんに食パン1斤、夕飯にどんぶりご飯3杯でした。体も丈夫になり、身長も1年で15センチ伸びたほど(男の子並です!)。
そんな経験があるので、あまり心配していないと言えば、いないんだけど、子供の時から食べさせられてきた内容が違うでしょう。それがちょっと心配です。「身土不二」って言葉があって、人間、生まれた土地で取れたものを食べるのが身体にとって一番良いと言われているけれど、ハーフのうちの子供たちは、いったいどんな食事が当てはまるの?って悩んだりもします。できるだけ、こっちの材料でも作れる和食を伝えていきたいな~。
だんだん寒くなってきたので、今夜はしゃぶしゃぶにして、野菜をたくさん食べさせることにしましょうか。
しゃぶしゃぶのゴマたれのレシピ
■ 材料 |
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■ 作り方 |
材料を小さなミキサーに入れて、全部混ぜ合わせるだけ。 ※しゃぶしゃぶの材料は、お好みで牛肉薄切り、豆腐、はくさい、春菊、ほうれん草、ネギのほか、好きなものを入れてください。牛肉の代わりに、豚肉でも刺身でもOK。ペーストになった「あたりゴマ」は高価なので、私は中華材料の「芝麻醤」を代用します。それも手に入らない時は、無糖のピーナッツバターを使い、ほかの調味料の分量を適当に変更しても大丈夫。あとは大根おろしとポン酢を別に用意すれば完璧です! |
アメリカ人の夫とふたりの男の子を持つ。アメリカで人気のキッチン用品「パンパード・シェフ」や還元水のコンサルタント、ボランティアに、単なるお節介に、とにかくじっとしていない自他共に認める元気印主婦。おいしいものが大好き、でも手抜きも大好き! 何にでも首を突っ込む好奇心旺盛なおばちゃん(?)です!
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