フランスパンにロースト・ビーフとチーズを挟んで、温かい独特のソースに漬けながら食べるフレンチ・ディップは、旦那が作れる数少ない料理のひとつ。「料理と呼んでもいいのか」と疑問は残るものの、オ・ジュー(Au Jus)と呼ばれるこのソースは、意外に知られていないんじゃないかと思い、取り上げました。濃厚なコンソメみたいな味で、リブ・ステーキには欠かせないソース。ほかのステーキでも、レストランでならサーバーに頼んでオ・ジューをもらいます。ホースラディッシュと一緒にステーキに付けると最高! ポット・ローストの味のベースとしても活用できる優れモノです。
フレンチ・ディップのレシピ
■ 材料 (4人分) |
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■ 作り方 |
1. スライスしたフランスパンの内側の両面にバターを塗る。1本につき各大さじ1杯程度。小鍋にオ・ジューの粉と水を加え、混ぜながら加熱し、保温しておく。>>3分 2. フライパンを熱し、バターを塗った面を下にしてパンをうっすらきつね色に焼く。パンをフライパンから取り出してチーズを載せ、フライパンの余熱でさっとロースト・ビーフを温めてからパンに挟む。後の3本も同じように焼く。>>10分 3. 焼きたてを温かいソースに浸しながら食べる。 |
●オ・ジュー(Au Jus)
私が好きなのは「Crescent」というメーカーのもの。白っぽいパッケージに「フレンチ・ディップ・スタイル」と書いてある。ステーキ用にはちょっと濃い目に作ろう! ポット・ローストにも使える(作り方は上記ウェブサイトのエッセイ第19回を参照)。
逸子モーガン:
アメリカに住んで早12年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。2005年6月まで2年間続いた「スーパーの食材で作るニッポンの味」に続き、仕事や学業の合間に簡単にできる料理を紹介中。
アメリカに住んで早12年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。2005年6月まで2年間続いた「スーパーの食材で作るニッポンの味」に続き、仕事や学業の合間に簡単にできる料理を紹介中。
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