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ゲソとエリンギの炒め物&大豆もやしのナムル

料理エッセイ

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エリンギってコレステロールを下げるし、繊維質が多いし、とにかく体にいいらしい! ミル貝のバター炒め風にしてみたら?と思って挑戦。今回はモンゴウイカのゲソと一緒に炒めましたが、イカから出てくる水分をエリンギが吸ってくれて、しゃきしゃきコリコリの歯ごたえ。ニンニクとバターの香りが食欲をそそります。うれしいのは、ゲソを使うとミル貝に比べて安価なこと! もう1品のもやしのナムルは、もやしをゆでたら水にさらさないのがコツ。水っぽくならず、おいしく仕上がります。

P.S. 先月号の読者レシピで、ニンニクをすって15分置く理由は、「空気に触れて酵素が増えるから」だそうです。味がまろやかになるんでしょうね。お返事ありがとう!

ゲソとエリンギの炒め物・もやしのナムルのレシピ

■ 材料 
(4人分)
【ゲソとエリンギの炒め物】

  • ゲソ(水洗いして3~4センチに切ったもの) 3~4杯分
  • エリンギ(大。手で細長く裂いておく)2~3本
  • バター 大さじ1杯
  • ニンニク(プレスしたもの) 1~2片分
  • しょう油 小さじ1~2杯
  • 塩・こしょう 少々

【もやしのナムル】

  • 大豆もやし(洗ったもの。ひげ根を取るとなお良い)1袋分
  • いりごま 大さじ1杯
  • 青ねぎ(小口切り) 2~3本
  • しょう油 大さじ3杯
  • ニンニク(プレスしたもの) 1片分
  • ごま油 小さじ2~3杯
  • 酒 小さじ2杯
  • すりごま 大さじ1杯

■ 作り方
【ゲソとエリンギの炒め物】
1. 左記のようにゲソとエリンギの下ごしらえをする。>>3分

2. フライパンにバターを溶かし、ニンニクを加え、ゲソを入れる。色が変わって水が出てきたら、エリンギを加えて炒め、しょう油、塩、こしょうで味付けする。水分を飛ばしてでき上がり。>>5分

【もやしのナムル】
1. もやしは洗って、たっぷりのお湯に酢を大さじ1~2杯(分量外)落としてゆでる。酢を入れることで青臭さが抜け、おいしく仕上がる。そのままザルに上げて冷ます。水洗いしないこと。>>7分

2. 冷蔵庫で冷やす。>>30~60分

3. ボウルにもやしと青ねぎといりごまを入れる。しょう油以下の材料を小さな器に混ぜておき、食べる前に味を見ながら加えて混ぜる。もやしの分量にもよるので、いっぺんに全部混ぜないこと。>>3分

※もやしのひげ根を取ったら、プラス10~15分は掛かります! もやしは前日にゆでておいてもOK。

 

逸子モーガン:
アメリカに住んで早12年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。2005年6月まで2年間続いた「スーパーの食材で作るニッポンの味」に続き、仕事や学業の合間に簡単にできる料理を紹介中。