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イチゴ・ババロア

料理エッセイ

timer
調理:15分
冷却時間:
1時間以上


これからの季節、あちこちで果物狩り(U-Pick)のサインを見掛けるようになります。去年、所属するガーデン・クラブでイチゴ狩りに行ったところ、子供達も摘むのが楽しいようで、気が付いたらど~んと4箱! 地採れのイチゴは甘いんですが、小粒で軟らかいため、置いておくとつぶれてベチョベチョしてくるのが難点。どんどん形が崩れていくイチゴを目の前に、一気に消費できるババロアを作ることに。お店で売られているイチゴでもできるので、わかりやすいように1パックを基本にしましたが、U-pickのものは大量にピューレして、300シーシーずつ小分けにします。このピューレは冷凍保存できるので、いつでも楽しめて便利ですよ~。

今月のお助けグッズ
●Knox
料理やお菓子作りに使うゼラチンと言えば、どこのスーパーでも大体このブランド。小袋入りで使いやすい!

●目盛り付きのガラス・ボウル
手抜きクッキングに重宝するのが計量カップにもなる耐熱ガラスのボウル。日本のレシピはグラムだのシーシーだの、とても細かくて面倒だけど、今回はアバウトな分量でも失敗なくできるレシピにしました。

イチゴ・ババロアのレシピ

■ 材料 
(4人分)
  • 粉ゼラチン(Knox) 1袋(7グラム)
  • 白ワイン 大さじ2杯
  • 水 大さじ2杯
  • イチゴ 1パック(1パウンド)
  • オレンジ・キュラソー 大さじ1杯(なければ別の洋酒でも可)
  • 生クリーム(Heavy Whipping Cream)
  • 1カップ
  • 砂糖 1/2カップ+大さじ1杯

■ 作り方

1.小さなボウルに白ワインと水を入れ、そこに粉ゼラチンを振り入れ、ふやかしておく。イチゴは5、6個飾り用に残し、ほかは洗ってヘタを取り、オレンジ・キュラソーと共にブレンダーに入れてピューレ状にする(300シーシーほどあれば十分なので、中途半端に残ったピューレは砂糖と牛乳を入れてイチゴ・ミルクにするのもオススメ)。>>5分

1.ふやかしたゼラチンを熱い湯せんにかけて溶かす。ボウルにイチゴ・ピューレと溶かしたゼラチンを入れ、下に氷水をあて泡立て器でとろみをつけながら混ぜる。>>7分

3.別のボウルに生クリームと砂糖を入れてゆるめに泡立て(7分立て)2.のイチゴ液と混ぜ合わせ、好きな型に入れて冷やす。>>3分+冷却時間
※小さな型にひとり分ずつ入れてもいいし、大きな型で作り、食べる時に切り分けてもOK。

 

逸子モーガン:
アメリカに住んで早12年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。2005年6月まで2年間続いた「スーパーの食材で作るニッポンの味」に続き、仕事や学業の合間に簡単にできる料理を紹介中