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カレイの甘酢あんかけ

料理エッセイ

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準備:10分
調理:14分


アメリカにいると魚料理のレパートリーがどうしても限られちゃうな、と思っていた矢先、韓国系のスーパーでカレイが売られているのを発見。しかも、頭を落とした2枚分の切り身が$3ちょっと!! 何だか得した気分になって、久々に甘酢あんかけを作ることにしました。カレイは、包丁の刃を垂直にあててウロコを取り、塩コショウして小麦粉を軽くまぶし、素揚げするだけ。この時、中低温でいったん火を通してから油の温度を上げ、もう一度高温でからりと揚げる(2度揚げ)と、中骨以外は丸ごと食べられるようになります。上にかける甘酢あんには、お好みの野菜をたっぷり入れてください!

カレイの甘酢あんかけのレシピ

■ 材料 
(2人分)
  • カレイの切り身2枚
  • 干ししいたけ4、5枚(戻しておく)
  • ニンジン1/2本
  • タマネギ1/4個
  • ピーマン(小)1/2個
  • 細切りタケノコの缶詰1/4缶(なくても可)
  • 青ネギ2、3本
  • 塩・コショウ適宜
  • 小麦粉(コーンスターチでも可)適宜
  • サラダ油小さじ2杯
  • 揚げ油適宜

【合わせ調味料】

  • 酢大さじ3杯
  • 砂糖大さじ2杯強
  • しょう油大さじ2杯
  • 干ししいたけの戻し汁大さじ5、6杯
  • 水溶き片栗粉(コーンスターチでも可)適宜

■ 作り方

1.カレイは両面のウロコをこそげ取り、水気を拭いて塩・コショウする。野菜はすべて細切り、合わせ調味料の材料をすべて合わせる。>>10分
2.カレイに小麦粉を軽くまぶし、中低温で5、6分揚げる。その間に、別のフライパンにサラダ油を引き、野菜を軽く炒める。ここに合わせ調味料を加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。>>7分
3.カレイをいったん取り出し、高温にしてもう1度揚げる。揚げたカレイを皿に盛り、その上に甘酢あんをかけてでき上がり!>>7分

‹MEMO›
私も1度失敗したことがあるのですが、カレイや舌平目は、古くなるとアンモニア臭がするので、できるだけ鮮度の良さそうなものを選んで買ってください。見分け方のコツは、パックした状態で販売されている場合が多いので、押してみて弾力のあるもの、色のきれいなものを選ぶこと。冷凍があれば、そっちのほうが鮮度の点では安心かも。

 

逸子モーガン:
アメリカに住んで早12年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。2005年6月まで2年間続いた「スーパーの食材で作るニッポンの味」に続き、仕事や学業の合間に簡単にできる料理を紹介中