日本にいた時、中華ちまきがおいしい店があったので、こっちでも食べたくて、中華料理店に行く度に試していましたが、八角の香りがきつかったり、得体の知れないお肉が入っていたりして、これだ!というものに出合えませんでした。ないなら作ってみるかと、いろんなレシピを引っ張り出して、完成したのがこれ。竹の皮は高価なので、あちこち探し、アジアン・マーケットで見つけた乾燥笹の葉で代用することにしたのですが、これが50枚以上入って、なんと$3以下! 下ごしらえがちょっと面倒だけど、蒸した後は冷凍すればいいので、多めに作ってみてください!
材料
中華ちまき |
もち米 600 CC A. サラダ油 大さじ4杯 |
作り方
浸水時間:半日~一晩|準備:20分|調理:40~45分 |
①もち米は研いで、たっぷりの水に漬けておく。干しシイタケ(水は適量)、干しエビ(戻し汁も使うので水は100 CC)もそれぞれ戻しておく。>>半日~1晩 ②豚肉は1センチ角に切り、ショウガの絞り汁、しょう油大さじ1杯分、酒大さじ1杯分をからませる。乾燥笹の葉は洗って、たっぷりのぬるま湯に浸しておく。戻したシイタケとニンジンは、肉より少し大きめの角切り、たけのこも同じような大きさに切る。干しエビは戻し汁をこし、もち米はザルに上げておく。>>20分 ③フライパンにサラダ油大さじ2杯分を熱し豚肉を炒め、色が変わったらAを加え、さらに炒める。干しエビの戻し汁としょう油大さじ2杯分、オイスターソース、砂糖、酒を加え、4、5分煮て、ボウルに汁ごと取り出す。>>10分 ④さっと洗ったフライパンにサラダ油大さじ2杯分を熱し、もち米を炒める。油が全体に回り透き通ってきたら、しょう油大さじ1杯分を回しかけ、よく混ぜる。ここに③を加え、全体に味がなじんだら、火から下ろす。>>5分 ⑤笹の葉の水気を切って、葉の先のほうを三角形に折り袋状にする。そこに④を入れて、三角形になるように巻いて、タコ糸で縛る。蒸し器で20分ほど蒸してでき上がり。>>25~30分 今月のお助けグッズ |
●文・逸子モーガン Itsuko Morgan
アメリカに住んで早15年。ひょんなことから受け持った料理クラスをきっかけに、キッチン用品の実演販売を通じてあちこちに出没(?)するようになった元気な主婦。ある程度の人数が集まれば、出張クッキング・ショーやクッキング・クラスも随時開催。
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