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抹茶×ホワイトチョコレートのマフィン

2009年11月掲載
作ってあげたいハズご飯
アメリカ人のパートナーにおいしいご飯を作ってあげたいと思っても、
食文化の違いにとまどい、献立に頭を悩ませたことはない? 
このコーナーでは和の食材を意識しつつも、アメリカ人にも受け入れてもらえやすいメニューをご紹介
 
 
 
抹茶×ホワイトチョコレートのマフィン 

毎日のご飯作りとは、また違う楽しさを味わえるのが週末のお菓子作り。アメリカならではの大きなオーブンを活用すべく、焼き菓子をせっせと焼くようになりました。なかでも私が好きなのは、抹茶を使った洋菓子なのですが、アメリカ人の夫にとって、抹茶はどうも「?」な代物らしく、クッキーやケーキなどいろいろと試すも、どうもイマイチな反応。甘~いデザートが大好きな彼には物足りなかったようです。それならば朝食用としてならどう?と、このマフィンを焼いてみたところ大正解! 牛乳が多めなので、ふわふわというよりはどっしりした食感で食べ応えがあるけど、甘さ控えめなので朝いちばんに食べても罪悪感なし(笑)。ほろ苦い抹茶と、とろけそうにクリーミーなホワイトチョコレートのコラボレーションがクセになりそうなおいしさ! これからのホリデー・シーズン、ちょっとした手みやげに持って行くにもオススメの大人スイーツです。

 
 
 
材料 作り方
 

(カップ4~6杯分) 
無塩バター60グラム
砂糖 50グラム
1個
★抹茶 大さじ1
★砂糖10グラム
お湯 大さじ1
牛乳 75ミリリットル
薄力粉130グラム
ベーキングパウダー 小さじ2
ホワイトチョコレート 50グラム

 

1.室温に戻したバターと砂糖を白っぽくなるまで混ぜる。そこへ溶き卵を入れて、混ぜ合わせたら、お湯に溶かした★を加え、さらに混ぜる。

2.人肌に温めた牛乳を2.に少しずつ入れ、よく混ぜる。

3.合わせてふるった薄力粉とベーキングパウダーを②に加えてさっくり混ぜ、刻んだホワイトチョコレートの2/3量を混ぜ込む。

4.マフィン型などに③を入れて、残りの1/3のホワイトチョコレートを上にトッピングする。

5.340度に予熱したオーブンで約20分焼く。竹串などを刺して何も付いてこなければでき上がり。

 

chochoのお気に入り

紙カップマフィンやカップケーキを焼く時に使う紙カップ、アメリカではさりげなくかわいいものになかなか出合えませんが、クラフト・ショップのMichael’s(www.michaels.com)で見つけたのが、このマーサ・スチュアートのシリーズ。甘過ぎない赤やピンクのドット模様、茶色が素敵で愛用しています。どのカップも抹茶の緑色がきれいに映え、よりおいしそうに見せてくれるところがエライのです!

  彼との愛が深まる(!?)料理英語

fresh from the oven 
「焼きたて、ほかほか~」 

この表現はまさに読んで字のごとく、オーブンから出したて熱々のもののことです。オーブン料理というよりは、クッキーやマフィンなどの焼き菓子やパンに使うことが多い表現だそうです。焼きたてのほかほかマフィンを頬張れるのも手作りならではの特権ですね。私はいつも、そのにおいにつられ、必ず試食してしまいます。

ChoCho:
オレゴン州ポートランド在住。日本食=お寿司しか知らなかったアメリカ人の彼と、やっぱり和食がいちばん!な私が2005年に国際結婚。ふたり共おいしいと思える、純和風でも洋風でもない「うちの味」を目指して日々研究中。本誌で2009年3月号まで2年にわたり「いつもワインのある暮らし」を執筆
www.youmaga.com/restaurant/wine/)。