シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

チキンの煮込み丼

2010年4月掲載
作ってあげたいハズご飯
アメリカ人のパートナーにおいしいご飯を作ってあげたいと思っても、
食文化の違いにとまどい、献立に頭を悩ませたことはない? 
このコーナーでは和の食材を意識しつつも、アメリカ人にも受け入れてもらえやすいメニューをご紹介
 
 
 
抹茶×ホワイトチョコレートのマフィン 

日本では、彼氏に作ってあげたいご飯のおかずランキング上位に常に入るものとして、カレーやハンバーグに並び、丼物がありますね。きっと、ご飯とおかずがひとつになったボリューム感と、気取らずに食べられるところが、日本人男子のツボをしっかり押さえているのだと思いますが、これはアメリカ人男子にもやはり大好評。うちの夫も丼物が大好きで、毎回すごい勢いでかき込んでくれます(笑)。今月ご紹介するこのレシピは、白ワインで煮込むせいか、鶏肉がジューシーで驚くほど軟らか。そして酢の酸味ですっきりさわやかな味が楽しめます。丼という概念にとらわれず、私は丼鉢の代わりに、ちょっと深めのスープ皿に盛りつけることもあります。こうすると、本来は和テイストな丼が少しオシャレに見えてオススメです!

 
 
 
材料 作り方
 

(2人分) 
鶏もも肉200g
塩・コショウ適量
小麦粉大さじ2
オリーブ・オイル 大さじ2
ローズマリー(乾燥可)適量
玉ネギ小1個
トマト小1個
サヤインゲン10本
枝豆適量
パセリ適宜
白ワイン80ml
白ワイン・ビネガー(その他の酢で代用可)30ml
固形チキンスープの素1個
お好み焼きソース大さじ4
ご飯丼2杯分

 

1. 鶏肉はひと口大に切り、塩・コショウをして小麦粉を振る。

2. フライパンに大さじ1杯分のオリーブ・オイルを熱して1. を炒め、焼き色が付いたら白ワインと白ワイン・ビネガー、ローズマリーを加え中火にする。

3. 2.が煮立ったら、80mlの湯(分量外)に固形チキン・スープを溶いたものを加えてふたをし、約20分煮込む。

4. 別のフライパンに残りのオリーブ・オイルを熱し、薄切りにした玉ネギとざく切りにしたトマトを炒める。そこに塩茹でしてひと口大に切ったサヤインゲンを加え、塩・コショウで味を整える。

5. 3. に、4.とお好み焼きソースを加えて煮立たせる。とろみが足りない場合は、小麦粉(分量外)を少しフライパンに振り入れると良い。

6. 器にご飯を盛り、5.をかけ、塩茹でした枝豆とみじん切りにしたパセリを散らしてでき上がり。

 

ChoCho:
オレゴン州ポートランド在住。日本食=お寿司しか知らなかったアメリカ人の彼と、やっぱり和食がいちばん!な私が2005年に国際結婚。ふたり共おいしいと思える、純和風でも洋風でもない「うちの味」を目指して日々研究中。本誌で2009年3月号まで2年にわたり「いつもワインのある暮らし」を執筆
www.youmaga.com/restaurant/wine/)。