シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

スイート・オニオン・ソースのポーク・ステーキ

2010年6月掲載
作ってあげたいハズご飯
アメリカ人のパートナーにおいしいご飯を作ってあげたいと思っても、
食文化の違いにとまどい、献立に頭を悩ませたことはない? 
このコーナーでは和の食材を意識しつつも、アメリカ人にも受け入れてもらえやすいメニューをご紹介
 
 
 
ポークステーキ 

食の好みが合うか合わないかは、パートナーと長く付き合っていくうえで、すごく大事なことではないでしょうか。でも一緒に生活する中で、少しずつ相手の好みと自分の好みが似てきたり、お互いの好き嫌いの共通点などを発見し合ったりするという楽しみもたくさんあります。結婚する前、私は豚肉が少し苦手でした。これに対し夫は大の豚肉好き。たまには彼の好きなポーク・ステーキを、私も一緒においしく食べたいという思いからこのレシピを考案したのですが、スイート・オニオンは、すりおろすことにより、まったりとした食感になり甘味も増します。ソースひとつで豚肉ってこんなにおいしく食べられるんだと、私にとってもうれしい発見でした。タマネギをすりおろすという発想は、アメリカ人の彼にとってすごく新鮮かつ斬新なものだそうです。このソースは、ほかの肉にも合うし、サラダのドレッシングにもおいしい万能ソースです! 普通のタマネギだと風味がきつくなってしまうのでくれぐれもスイート・オニオンでどうぞ。

 
 
 
材料 作り方
 

(2人分) 
豚肉(Pork CutletsやPork Chopsなどのステーキ肉)200g
スイート・オニオン大1個(すりおろして約1カップ分)
小麦粉大さじ2
付け合わせ用野菜(芽キャベツやニンジンなど) 適量
しょう油大さじ3
みりん大さじ3
大さじ1
塩・コショウ適量
オリーブ・オイル適量

 

1. 豚肉は包丁などで叩き、軽く両面に塩・コショウを振り掛け、小麦粉をまんべんなくまぶす。

2. スイート・オニオンは皮をむき、おろし金ですりおろす。

3. 小鍋にすりおろしたタマネギとしょう油、みりん、酒を入れ、5~10分ほど煮詰める。

4. オリーブ・オイルを熱したフライパンで、豚肉を両面共こんがり焼く。

5. 付け合わせ用の野菜をバター(分量外)でソテーする。

6.焼き上がったポーク・ステーキと野菜をお皿に盛り付けてでき上がり。

 

ChoCho:
オレゴン州ポートランド在住。日本食=お寿司しか知らなかったアメリカ人の彼と、やっぱり和食がいちばん!な私が2005年に国際結婚。ふたり共おいしいと思える、純和風でも洋風でもない「うちの味」を目指して日々研究中。本誌で2009年3月号まで2年にわたり「いつもワインのある暮らし」を執筆
www.youmaga.com/restaurant/wine/)。