シアトルの生活情報&おすすめ観光情報

サラミ、チョリソ、ソーセージ・・・塩漬け・薫製の王様

ザ・スワイナリー

(2013年1月)

安全で高品質の手作り燻製肉

肉大好き人間にはパラダイスのような店がウエスト・ シアトルにある。高品質で安全な肉、手作りのソーセージや燻製肉にこだわるなら The Swineryで、きっと欲しい物が見つかるはず。

かわいい豚の看板が目印の店内に足を踏み入れるとショーケースにずらり並んだ色鮮やかな燻製肉の数々に目を奪われる。バラエティー豊かな各種ソーセージ(表皮なしのソーセージ用ひき肉も販売)、燻製工程を最小限に抑えたベーコン、鴨のコンフィやフォアグラなどは、どれも添加物なしの自家製手作り商品だ。

原料となる肉は、ワシントン州近郊の契約牧場から仕入れた化学飼料不使用の肉を厳選している。店では、加工肉だけでなく、新鮮な生の肉を購入することもできる。普通のスーパーでは手に入りにくい、オーソブッコ※用仔牛肉、そしてなんとイベリコ豚までそろえているあたりタダモノではない。それらの肉を使ったサンドイッチは、デリを目当てに訪れる客が多いというだけあって文句なしにうまい! 中庭のカフェに構えたバーベキュー・グリルで焼いた出来立ての自家製ソーセージのホットドッグであるベーコン・ドッグ($7~)や、『Seattle Met』誌でベスト・バーガーに選ばれたスワイナリー・バーガー($8)などは、特にオーナーの肉へのこだわりが感じられる。おいしい肉製品を安心して食べたい、そんな願いをThe Swineryは叶えてくれるだろう。

※子牛を使ったイタリアのシチュー

(文・写真/小泉佳奈子)

ソーセージ ザ・スワイナリー The Swinery シアトル
▲名物のスワイナリー・スペクタキュラー($12)。BBQポーク、スモーク・ハム、豚バラ肉のフライをはさんだ、豚肉好きが絶叫しそうなサンドイッチ。これ目当ての常連客も多い
ソーセージ ザ・スワイナリー The Swinery シアトル
▲自家製キルバサ
(1ポンド$12)は濃厚でうまみたっぷり。スライスをカリッと焼くと、つまみに最適
ソーセージ ザ・スワイナリー The Swinery シアトル
▲ベーコン入りソーセージをはさんだベーコン・ドッグ。ザワークラウトの酸味とよく合う
ソーセージ ザ・スワイナリー The Swinery シアトル
▲サラミ、自家製の燻製肉がずらり。珍しい鴨の自家製ベーコンもある


The Swinery
3207 California Ave. SW, Seattle, WA 98116
TEL : 206-932-4211 www.swinerymeats.com
●営業時間:11:00 a.m.~6:00 p.m.(土・日曜10:00 a.m.~)、カフェは~4:00 p.m.
●休み:なし

Buenos Aires Grill

(2013年1月)

220 Virginia St., Seattle, WA 98121
TEL : 206-441-7076 www.buenosairescuisine.com
●営業時間:5:00 p.m.~10:30 p.m.(金~日曜 ~12:30 p.m.) 
●休み:なし

ステーキなどの肉料理が楽しめる本格的なアルゼンチン料理のレストラン。日~木曜まではハッピー・アワーがあり、そのいちばん人気はチョリソ、アルゼンチン・スタイル・スパイシー・ポーク・ソーセージ

Big John’s PFI

(2013年1月)

2242 NW Market St., Seattle, WA 98107
TEL:206-789-0775 http://savourspecialtyfoods.com
●営業時間:10:00 a.m.~7:00 p.m.(日曜~6:00 p.m.)
●休み:月曜

カリフォルニアのオイル・ブランド「Lucero」のオリーブ・オイルが量り売りで購入できるほか、併設しているカフェでは、同店で販売しているオイルを使ったレシピなども紹介してもらえる。

(2013年1月時点の情報です)