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おいしいシュークリームが食べたい!

ビアード・パパズ

(2008年9月)

サクッ、とろっ、の作りたてシュークリーム

「黄色い看板」と「おじいさん」が目印、日本発のシュークリーム専門店「Beard Papa’s」が、ついにシアトルに上陸! 1999年、福岡に第1号店をオープンした同店は、こだわりの製法と味で、日本全国にシュークリーム・ブームを巻き起こし、現在では、世界各地に330店以上を展開。7月にオープンしたセイフコ球場店に続き、9月上旬には宇和島屋シアトル店にも2号店をオープン予定だ。

アメリカでは“クリーム・パフ”という呼び名で売られているシュークリーム。しかしアメリカのものは大味で苦手、という人も多いだろう。「Beard Papa’s」のシュークリームのおいしさの秘密は、製造法に特許を取得しているという、こだわりのパイシュー生地と、甘さ控えめながらもコクのあるカスタード・クリームの組み合わせ。店内で焼き上げる2層構造のシュー皮は、内部のやわらかいシュー生地を、サクっとしたパイ生地が外から包みこんでおり、1個でふたつの食感を楽しめる。店内で作られるクリームは、日本のものと同じ味を再現するため、アメリカの牛乳、生クリームの成分を徹底的に調査し、その配合比率が厳密に決められている。クリームの中には、風味豊かな天然のバニラ・ビーンズがたっぷり。優しく甘い香りを醸し出している。目の前でシュー生地にクリームを詰めてくれるので、でき上がっていく様子を目で楽しめるのも魅力だ。

現在はバニラ味のみだが、今後は、抹茶やチョコレートなど、さまざまなフレーバーも展開していく予定とのこと。価格は店舗によって異なるので店頭で確認を。頻繁に立ち寄っていろいろな味を試し、作りたての味をその場でほおばろう。(取材・文/浅野紗知)


▲とろ~りとろけるクリームの中の黒い粒々は本物のバニラ・ビーンズ

▲注文を受けてからひとつずつクリームを詰めていくのがビアード・パパズ流

▲シュー生地が焼き上がると、周囲はこうばしい香りでいっぱいに



Beard Papa’s fresh’n natural cream puffs
【宇和島屋店】
600 5th Ave. S., Seattle, WA 98104

(2008年9月時点の情報です)