エクセマイカ
（2007年10月）
レゲエをゆったり聞きながらジャマイカ料理に舌鼓
おしゃれな人々が集うナイト･スポット、ベルタウン。その一角に居を構える「エクセマイカ」は、ジャマイカ人オーナーによる本格的なジャマイカ料理を堪能できる店。ジャマイカ料理と聞いて、メニューがパッと思い浮かぶ人はそういないだろう。レゲエ・ミュージックがおおらかに鳴り響く空間でいただいた料理は、どれも新鮮な驚きとおいしさに満ちていた。
バナナの一種プランテーンをシンプルに揚げた「Fried Plantains」（＄6.50）は、素材そのものの甘みが生きている。「Jerk Chicken」（＄12.95）は、甘辛いジャーク・ソースを骨付き肉にじっくり染み込ませて焼いてあり、とてもジューシー。「Coconut Curry Tofu」(＄6.95)は、豆腐入りのココナッツ・カレーで食感がおもしろくジャマイカ米との相性も抜群だ。そして圧巻は「Escovitch Fish」（時価）。豪快に丸ごと揚げたティラピアに甘酢が掛かったこの料理は、まさに日本で言う南蛮漬け。見た目のワイルドさとは異なり、郷愁をそそる味わいとなっている。
南国らしさの光る食材を豊富なスパイスで調理したジャマイカ料理、食後は、ブルーマウンテンを使用したこだわりのラテ（＄5.30）で締めれば、一気にジャマイカの食通だ。毎晩10:00 p.m.～はDJによるミュージック・プレイもある。ジャーク･チキンや豆腐を使ったサンドイッチなどの軽食も楽しめ、レストラン、クラブ、カフェと、いろいろな楽しみ方ができる店なので、ぜひ気負わずに出掛けてみよう。
▲手前から「Coconut Curry Tofu」、ジャマイカの野菜カラルーの和え物（参考メニュー）、「Jerk Chicken」、日替わりで提供しているスープ「Manish Water」(＄7.95）
▲左上からアペタイザーのサンプル・プレート「Fried Plantains」「Fried Dumplings & Salt Fish」(＄6.95)、オックス・テールのシチュー「Nuff Said」（＄13.95）、「Escovitch Fish」
▲ジャマイカから輸入しているブルーマウンテンを使用したラテは香り高くこうばしい
■ Ximaica
2224 2nd Ave., Seattle, WA 98121 TEL: 206-448-5114
営業時間：5:00 p.m.～2:00 a.m. 休み：月曜
ウェブサイト：www.myspace.com/clubximaica/
（2007年10月時点の情報です）