皆さま、明けましておめでとうございます! あっという間に2009年の幕開けですね。
新しい年の初めには、いつも何か新しいことにチャレンジしてみたくなるもの。2009年もこれまでは縁のなかった新しいワインに出合えるといいなぁ、と思いつつ、ポートランドのホーソーン地区にあるワイン・ショップ「Portland Wine Merchants」へ出掛けました。
ここのオーナーは、ワインの知識がとにかく豊富。好みのワインの感じを伝えると、それにぴったりの、おいしいワインを選び出してくれるのです! 先日お店に行った時、前々から気になっていたポルトガル・ワインを私が手にしていると、オーナーから
「これからはポルトガル・ワインがくる!」
と力強く勧められました。
ここオレゴン州やワシントン州などのノースウエストには、ポルトガル料理のレストランがほとんどないため、ポルトガル・ワインはあまり気軽に飲まれていないそうですが、お手軽な値段とその品質の良さは、デイリーに楽しむワインとしてイチオシなんだそうです。
今回は、ポルトガル白ワインの大定番、ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)を試してみました。ヴィーニョ・ヴェルデとは、ポルトガル語で“緑のワイン”という意味だそうです。確かにグラスに注いだ時に目を奪われるのは、淡いライムのようにグリーンがかった、そのきれいなワインの色。ぶどうの皮の色がワインにほんのりと付いているのですね。
見た目そのままに、味も軽快でフレッシュな風味。冷蔵庫できりりと冷やせば、そのさわやかさがますます際立ちます。
このヴィーニョ・ヴェルデに使うぶどうは、完熟する1週間ほど前に早摘みして収穫したものだそう。そのため、アルコール分がほかのワインよりも少し低いようです。これならアルコールが弱いという方も、口当たり良く楽しむことができますね。
今まで、私にとっては未知の領域だったポルトガル・ワインの世界。2009年は、しっかりとそのおいしさにハマりそうな予感です!
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