皆さんは食後のデザートとして甘いワインを楽しまれたことはありますか? ヨーロッパでは、ディナーの後に甘いデザート・ワインとチョコレートを一緒に食べることが多いそうです。
チョコレートにワイン?と思われる方も多いかもしれませんが、これがなかなか絶妙な取り合わせ。ハマってしまいそうな、大人のおいしさなのです! 甘いチョコレートに合わせるとなると、やはりいちばんぴったりくるのは、これまた甘いデザート・ワインではないでしょうか。ほかの赤ワインなどではチョコレートの甘味にワインの味が負けてしまうと思います。
先日「Zupan’s Markets」で、チョコレートに合うデザート・ワインを探していると、店員さんにこの「Framboise」を勧められました。
すらっとスレンダーなボトルに、甘さ控えめなピンクのレースがプリントされたラベル。この“大人かわいい”ボトルは、見ているだけでも幸せ気分を味わえます!
グラスに注ぐと、きれいで鮮やかなルビー色です。ワシントン州産の3種類のラズベリーを発酵させてワインを作り、そこにぶどうのスピリッツ(蒸留酒)を混ぜてでき上がった、ラズベリー・ワイン! でもラズベリーっていうよりは、その名の通りヨーロッパ風に「フランボワーズ」と言いたくなるような、華やかで甘い香り。口に含むと、ラズベリーのアロマと甘酸っぱさでいっぱいです。
ダーク・チョコレートをひと口かじり、このワインでチョコレートを流し込みます。チョコレートの甘さや苦みと、ワインの酸味が口の中で溶け合い、最高のハーモニー。まるで高級なチョコレートを食べているかのような感覚です。
とても甘いワインですから、合わせるのはビターなダーク・チョコレートが絶対にオススメです。ひとかけらのチョコレートと、ほんの2、3口のワイン。甘い、甘い組み合わせですが、不思議とお腹にもたれない、洗練されたデザート。ワインとチョコレートのおいしいコラボレーションは、大人ならではの楽しみ方です。
今月はバレンタインズ・デーもあるし、いつもとはちょっと違うこんなデザートの演出もとても素敵ですね!
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