霊気とはどのようなものですか？

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霊気とはどのようなものですか？

＜ 回答者｜ワシントン州認定マッサージ・セラピスト　エアース一美さん>

明治のころ、日本で臼井甕男（うすいみかお）氏によって創始され、アメリカには1938年にハワイ経由で入って来た霊気は、今では世界中に広まっています。霊気とは“エナジー・ヒーリング”、つまり“手当て”です。「あっ、痛い！」という時、思わずその部分に手を当てた経験はきっとあるはず。人間には皆、自然にバランス良く健康を保とうとする力が備わっています。それを手助けする形で、セラピストは人の体に手を当てることにより、宇宙のエナジー（すなわち霊気）がその人の体、心、また精神に働き掛けるよう“取り次ぐ”わけです。霊気は宗教と関係はありませんので、たとえ信じなくても（セラピストでも最初は半信半疑の人もいます）効果は得られます。静かに座って目を閉じ、自分の手をみぞおちとお腹に当ててみてください。2、3分すれば、その感覚が理解できると思います。

霊気を受ける場合、服は着たままですが、締め付けない楽なもののほうが良いでしょう。まず深呼吸し、目を閉じて仰向けに寝ていただきます。霊気を受ける側も施す側も、ゆっくりと気持ちを整えます。その時々により変えることもありますが、決まった手のポジションに従って始めます。最初は額、そしてまぶたにかけて、次に側頭部という風に、足まで順に1カ所につき3～5分くらい軽く手のひらを当て、内臓にもすべてに霊気が行きわたるようにします。うつ伏せにもなっていただいて何カ所かに手当てし、最後は頭から全身を手でさっとはいて（気のSweep）、1時間ほどで終わります。このころにはいびきをかいていたり、夢の世界でうつらうつらしていたりする方がほとんどです。

ストレス緩和、リラクゼーションにはもちろん、（医師と相談のうえで）医薬治療と並行して痛みの緩和のために受けている方、坑がん剤治療中の患者さんで食欲回復に役立ったとおっしゃる方もいます。まずは1度お試しください。

（2007年2月）