第2週 ナナコ的“なかなか使える”電化製品 日本にいる時にはほとんど使わなかったのに、アメリカでは必需品という道具のひとつが缶切り。ワンタッチで開けられるようにしてあげようなんていう細やかな心遣いは日本的なのでしょうか。 「プルタブがない~。缶切り、どこだっけ?」。缶切りを引っ張り出してはみたものの、流通過程でサバイバルするためなのか、缶は妙に頑丈。こんなところで体力を使うなんて想定外だわ、という不平を解決してくれたのが電動缶切り機。これは楽チンです。何だ、たくましそうに見えるアメリカ人だって缶を開けるのに楽をしたくないわけじゃないんだ。安いものなら$7程度。それで済むなら、アメリカ仕様の缶だってノー・プロブレム。各種ソースにシロップ漬け、生では手に入りにくいアジアの食材など、お料理に使うもののバラエティーも広がります。 頻度はそれほど高くないけれど、日本でも使いそうなもののひとつは電動泡立て器。卵白を泡立てるのに、知り合いのアメリカ人の方はフォークで済んでしまうというから驚き。『大草原の小さな家』シリーズで読んだことはあるけど、ほんとにできちゃうんだ~。でもナナコの場合、シフォン・ケーキや卵白をたくさん使った軽いクッキー(アメリカではまず見かけないラング・ド・シャ、ときどき食べたくなるんですよね)を作るのに、電動泡立て器が必需品。安い電動泡立て器でも数段階のスピード調節ができますから、泡立て加減も思いのまま。しっかり角の立ったメレンゲも楽々作れます。 ケーキやクッキーのお伴にはおいしいコーヒーを。ちょっと高級な豆をその場で挽いてコーヒーをいれれば、わずかな手間で心の豊かさが倍増。ちょっと騒々しいけれど、電動コーヒーミルは持っていれば結構使います。 ポリ袋を熱でシールするヒートシーラーも便利。ハンディー・タイプのものならお手軽です。食べかけのポテトチップスの大袋、しばらく使わなさそうな乾物の袋など、簡単に密封できます。 ダーリンが気に入っているのはDIY用品。レーザー光線で水平をチェックするツールとか、壁の中に入っている梁の場所を教えてくれるツールとか。まだ活用しているのを見たことはありませんが、性能には満足している様子。いつの日か、役に立ってくれるでしょう。 次回は、残念ながら我が家ではうまく使いこなせなかったアプライアンスについてお話しします。 |
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