商工会にぜひ意見を寄せて欲しい ▲家族揃ってBirch Bayに貝掘りに
シアトル日本商工会の活動の柱は“シアトル日本語補習学校の運営”“会員相互の親睦”と“地域との交流”の3つです。私がその中で最も重要と捉えているのは、子供達の教育に携わる補習校の充実です。
補習校では現在、当会の会員と会員以外の子供達の両方を受け入れています。現場の先生方・PTAの皆様の、日々のご努力は大変なものです。生徒数が増えれば先生もさらに必要ですし、施設の充実も必須ですので、当会としてはできる限りのサポートをしたいと考えています。しかし、会員数の減少に伴う会費減少が予算面での頭の痛い問題です。補習校の運営を充実させるためにも、子供の教育が大切と考える方々には、ぜひ入会していただきたいと希望しています。
一方、商工会は親睦の場でもあるので、楽しい企画も実施しています。例えばシアトル・マリナーズ観戦ツアーやホエール・ウォッチング・ツアーなど、好評を博していますよ。
“商工会は頭の固いおじさん達の集まり”という印象をお持ちの方がいるかもしれませんが、ひとつの交流の場として、気軽に考えて欲しいですね。皆さんのご意見やご要望をお聞かせください。ウェブサイトは誰でもアクセスできるので、ぜひ意見をお寄せください。
生活しやすい街・シアトル シアトルの魅力は、まずは夏の素晴らしさ。そして海・湖・山が四方に広がる自然豊かな立地(と言いながら指さす、59階にあるオフィスの窓の先には、ピュージェット湾・オリンピック山脈・ユニオン湖などの素晴らしい眺望が広がっている!)。さらに衣食住の環境が整っている上、アジアに対して理解のある土地柄。とても生活しやすい所ですね。あとは外での遊び場が多い。ゴルフ場、スキー場などたくさんありますよね。まだ46歳なのに五十肩になってしまったので、ゴルフは最近ぼちぼち再開したところです。
オフは子供中心の生活です。日本と比べて家族と過ごす時間が増えたので、家族で年間パスを買って水族館や動物園に行ったり、海辺に貝を採りに行ったりしています。先日はメリーズビルまでイチゴのピッキングに行って来ましたよ。
ノースエストにいる間にしたいこと? ここにいたことが息子の記憶に残るようなことをたくさんしたいですね。夏の間は自然に連れ出して。まずはこれまで行っていないオリンピック半島でしょうか。
シアトルに定住するのは難しいけれど、冬は日本、夏はシアトルというのが理想。でもすでに、『シアトルは第2の故郷』という気持ちでいますよ。(取材・文/加藤若葉)
シアトル日本商工会 2003年度会長 竹内幹男さん 広島県出身。’80年日商岩井株式会社に入社。4年目に航空機関連部門へ配属、その後航空機ビジネス一筋。現在、日商岩井米国会社シアトル店店長、シアトル日本商工会会長を務め、豊枝夫人、長男宙幹(ひろき)君とベルビュー在住。
【シアトル日本商工会 Japan Business Association of Seattle(Shunju Club)】 日系企業の親睦団体。「木曜会」として発足後、「火曜会」「春秋会」との改称を経て、日本語補習校運営のほか会員の親睦と地域社会との交流、社会貢献を軸に活動を続ける。’02年、「シアトル日本商工会」に名称変更。 1305 4th Ave., #816, Seattle, WA 98101 206-624-9077 ウェブサイト:www.jbaseattle.org
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