首の痛み、肩の痛み、腰の痛み。実は胸の動きが関係しているって知っていますか? 胸の骨は肋骨とつながり、そして背骨につながっています。胸の骨を意識しないということは、背骨の動きを制限してしまうこと。動かしている関節に負担が掛かり、痛みとなって現れます。 代謝の低下、顔のくすみ、身体のむくみ、慢性的な疲労。これも胸の周囲の動きと関係があります。 胸の周り、わきの下には大きなリンパ節があり、全身から集まった老廃物を吸収排泄し、身体の免疫力を保つ大切な役割をしています。胸の周囲の動きが硬くなると、リンパ液の流れが悪くなり、体内に老廃物が停滞し、身体の冷えやむくみの原因となるのです。 手の平を胸骨の中心に当ててみましょう。息を吸うと胸骨が手の平を前に押し、息を吐くと手の平が胸骨に入り込むようにゆっくりと呼吸をしてみてください。 そして、頭や腰を動かす時には、胸の骨にも意識を置いて。胸の骨は一緒に動いてくれていますか?例えば、首だけを動かしていると、負担がその周辺に集中し、痛みにつながります。 冬に向け、代謝が悪くなるこの季節、胸の周りと鎖骨の下を手の平でさするように温めてリンパの流れを良くしてあげましょう。 次回は胸の動きを自由にしてリンパの流れを良くするポーズを紹介します。 |
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