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アメリカの銀行を利用する 〜 口座開設や口座の種類など

アメリカの生活で必要になる銀行の利用ですが、講座の開設方法やアメリカで一般的に使われる小切手(チェック)や講座の種類などについて、このページで説明しています。

※ 下記の情報は、テレフォンガイド 2024年度版/生活情報を元に作成しています。

アメリカの銀行での口座開設に必要書類など(チェッキング・アカウント)

アメリカ生活のスタート時、できるだけ早く済ませたいのが、銀行口座の開設である。アメリカでは日本と異なり、現金ではなく銀行のATMカードとパーソナルチェック(個人用小切手)が、家賃や公共料金などの支払いに必要だ。

チェッキング・アカウント

まず、銀行でチェッキングアカウントを開く。チェッキングアカウントとは、給与振込や支払い、引き落としなどに使用する口座のこと。利子は付かないか、発生しても少額。最低預金額を下回ると、手数料がかかる場合もある。

アメリカで口座開設に必要な書類

州発行の身分証明書(運転免許証、IDカード)やソーシャル・セキュリティーナンバーの提示が必要。パスポートだけで口座を開けられる銀行もある。

ATMカードとチェックブック(小切手)

チェッキングアカウントを開設すると、ATMカードチェックブックが届く。

パーソナル・チェック(個人用小切手)

アメリカでよく利用されるパーソナル・チェック(個人用小切手)は、初めの10枚程度は無料でもらえ、その後は150枚につき10ドル程度で購入。現金と同様に使えるが、口座残高を超えて使用しないよう、気を付ける必要がある。特にチェックは、不渡りになると手数料がかかり、また、何度も不渡りチェックを発行しているとクレジットヒストリーに悪影響を与え、アメリカでローンを組んだり、クレジットカードを取得したりする際に支障が出ることもあるので注意すること。なお、「オーバードラフト・プロテクション」と呼ばれるシステムを持つ銀行もあり、不渡りの際に一定額までなら銀行が貸し越してくれる。利息は付くが、すぐに返済すれば不渡りの手数料より安く済む。

小切手(パーソナルチェック)の番号名称と記入方法

アメリカの銀行の小切手、パーソナルチェック

ATMカード、デビットカード

アメリカで発行されるATMカードには、多くの場合デビットカード(Debit Card)の機能が付いてくる。支払い時にすぐに銀行口座から引き落としされる仕組みだ。デビットカードではクレジットヒストリーは構築されない。

銀行への預け入れ

アメリカの銀行での現金の預け入れは、日本と同様、ATMまたは窓口に持って行く。チェックは窓口に持っていくか、最近はオンラインで入金できる銀行も多い。また、多くの銀行では、1日に引き出せる金額の上限が300~500ドルなどと制限がある。

 

利息が付くアメリカの貯蓄型口座(セービングアカウントなど)

セービング・アカウントは、出入金が自由にでき、チェッキング・アカウントより高い利子が付く、アメリカで一般的な貯蓄型口座。最低預金額の有無は、口座開設の際に確認すること。その他には、日本の定期預金にあたる口座としてCDと呼ばれるサーティフィケート・オブ・デポジット(Certificate of Deposit)や、MMAと呼ばれるマネー・マーケット・アカウント(Money Market Account)などがある。最低預金額、利子、預け入れ期間は銀行により異なる。

 

その他のアメリカの銀行のサービス

オンラインバンキング

オンラインバンキングはパソコンやスマートフォンのアプリからも残高照会やチェックの入金、最新の金利情報、ATMカード紛失時の届け出などができる。

 

銀行通帳はあるの?

アメリカの銀行には通帳はない。以前はその代わりに毎月の明細書が郵便で届いていたが、最近では、個人情報保護の観点などから、明細をオンラインやアプリで確認できるペーパーレスサービスが普及している。

 


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