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2024年10月21日~10月25日のニュース

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シアトル公立学校区、小学校廃校案の4校を発表

10/25/2024・KING5

シアトル公立学校区(SPS)のブレント・ジョーンズ教育長は24日(木)、9400万ドルの予算不足に対処するために提案している来年度の小学校廃校案について、その候補の4校を発表した。教育長が教育委員会に廃校を勧告しているのは、ノースビーチ小学校、サカジャウェア小学校、スティーブンス小学校、サニスロ小学校。廃校が実施された場合、ノースビーチ小学校の生徒はビューランズ小学校に、サカジャウェア小学校の生徒はジョン・ロジャース小学校に、スティーブンス小学校はモントレイク小学校に、サニスロの生徒はハイランド・パーク小学校に統合される。教育長によると、SPSは来週から11月23日まで毎週、影響を受ける学校で説明会を開催し、対面によるサポートを提供する予定。学校区全体の説明会は11月14日(木)午後6時30分から開催される。SPSは当初、最大21校を廃校にする2案を発表していたが、4校の廃校へと大幅に修正した。KING5の関連記事はこちら


サウンド・トランジット理事会がライトレール・ウエスト・シアトル拡張線の路線を承認

10/25/2024・KING5

公共交通機関サウンド・トランジットの理事会は24日(木)、ライトレールのウエスト・シアトル拡張線建設について、路線、および駅の位置を承認した。2016年に住民投票によって承認されたこのプロジェクトは、最終設計段階に進む。全長4.1マイルのウエスト・シアトル拡張線は、既存のSODO駅から分岐し、デルリッジ、アバロン、アラスカ・ジャンクションの新駅開設が計画されている。着工は2027年、運行開始は2032年の予定。この建設費用は現在67億ドルから71億ドルと推定されており、昨年の推定額より20億ドルも増加している。KING5の関連記事はこちら


ボーイングの労働組合が最新の労働協約案を拒否しストライキ継続へ

10/24/2024・KING5

9月13日からストライキを行っている航空機製造大手のボーイング社最大の機械工労働組合は、23日(水)に会社側が提示した最新の労働協約案について投票を行い、64%が拒否したためストライキを継続すると発表した。ボーイング社の提案には、4年間で35%の賃上げ、確定拠出年金401Kの拠出額引き上げ、契約成立時の一時金の支払いなどが含まれていた。ピュージェット湾地域を中心に3万3000人以上の機械工が加入する労働組合International Association of Machinists District 751は、40%の賃上げと会社が2014年に廃止した確定給付型年金制度の復活を求めている。ボーイングによると、これまでの契約での機械工の平均年間給与は7万5608ドルで、今回承認されなかった4年契約終了時の平均給与は11万6272ドルになる。確定給付型年金制度については、一貫して復活させるつもりはないとしている。今回のストライキにより、同社で最も収益性の高い737MAXを含む、数機種の生産が停止。ボーイングは23日に、第3四半期決算で予想を上回る60億ドルの損失を計上したと発表している。KING5の関連記事はこちら


レイカーズのジェームズ親子が出場する試合を、元マリナーズのグリフィー親子が観戦

10/23/2024・KING5

NBAで21年目のシーズンを迎えたロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ選手(39歳)と、その息子で今年同チームに入団したブロニー・ジェームズ選手(20歳)が、22日(火)に行われた本拠地での開幕戦で、NBA初となる親子出場を果たした。第2クォーター残り4分には、2人同時にコートでプレーすることになり、観客から大きな喝采を浴びた。この会場には、MLBで初めて同じ試合に親子で出場した元シアトル・マリナーズのケン・グリフィー・シニア氏とケン・グリフィー・ジュニア氏が姿を見せ、ジェームズ親子を見守った。この2人のスラッガーは、1990年と1991年のシーズンの合計51試合に一緒に出場。またグリフィー親子は34年前の1990年9月14日に、同じ試合でホームランを放つという偉業を達成した。ジェームズ親子とグリフィー親子は、この試合前のウォームアップで顔を合わせ、写真撮影をするなど交流する姿がみられた。KING5の関連記事はこちら


フォールシティで5人が死亡した銃撃事件、初めての審問が行われる

10/23/2024・KING5

フォールシティの住宅で20日(月)発生した家族5人が殺害される銃撃事件について、21日(火)午後に事件後初の審問が行われ、裁判官はこの家族の息子で15歳の容疑者に対し、第一級殺人5件と第一級殺人未遂1件を犯したことを疑うに足りる相当な理由を認めた。また、容疑者が事件で生き残った肉親と接触することを禁止じている。この審問には容疑者は出頭していない。検察当局は24日(木)までに告訴状を提出し、容疑者が成人として起訴されるかどうかは、早ければ同日に決定する。キング郡検察局の広報担当者は、このような重大な事件の申し立てにおいて、容疑者に前科がなく、これまで検察局との接点が全くなかったというのは珍しいと話している。この事件では、同居していた家族7人のうち5人が死亡。そのうち3人は子ども、2人は容疑者の両親で、21日に両親の身元が公表された。この事件では少女1人が一命を取り留め、23日時点では入院中。KING5の関連記事はこちら


鳥インフルエンザ(H5N1)のヒトへの感染、ワシントン州で初めて確認

10/21/2024・KING5

ワシントン州保健省(DOH)は20日(日)、州南東部のフランクリン郡にある商業養鶏場で鶏の飼育をしていた4人の農業従事者が、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の検査で「推定陽性」だったと発表した。感染者の症状は軽く、抗ウイルス薬の投与を受けている。DOHによると、H5N1ウイルスのヒトへの感染が確認されたのは、ワシントン州では初めてで、州としては国内で6番目。感染者らが働いていた養鶏場では、今月15日(火)に行われた鶏への検査において、鳥インフルエンザの感染が確認されており、約80万羽の鶏が安楽死させられ、ベントン・フランクリン保健地区(BFHD)が、ウィルスに暴露された労働者の健康診断を実施していた。採取されたサンプルは、ワシントン州公衆衛生研究所にて検査が行われており、感染の最終確認と分析のため、疾病対策予防センター(CDC)に転送されている。鳥インフルエンザがヒトに感染することはまれで、CDCは現在、一般市民がH5N1型鳥インフルエンザに感染するリスクは低いと考えている。KING5の関連記事はこちら