シアトル公立学校区の教育長、小学校統廃合の勧告の撤回を表明
11/26/2024・KING5
シアトル公立学校区のブレント・ジョーンズ教育長は25日(月)、これまで協議していた2025-2026学年度の小学校統廃合についての勧告を撤回する意向を明らかにした。同学校区教育委員会は26日(火)に、これを正式に承認するかどうか投票を行う。小学校の統廃合については、数カ月にわたって住民集会が行われており、多くの保護者や地域社会から反発を受けていた。シアトル公立学校区は9,400万ドルの予算不足に直面しており、4校を閉鎖すれば赤字の6%に相当する約550万ドルの節約できるとしていたが、教育長は反対意見を受け入れ、運営の効率化とともに立法的な方法や賦課金(levy)の更新などに重点を置いて予算不足に対処することを検討していると述べた。9月には最大21校が閉鎖される小学校統廃合案が発表されており、保護者、職員、地域社会からの反対意見を受けて、10月に閉鎖を4校へと大幅に修正した案が出されていた。KING5の関連記事はこちら
WSPの車両4台が巻き込まれる複数の衝突事故が4時間以内に相次いで発生
11/25/2024・KING5
ワシントン州パトロール警察(WSP)によると、23日(土)深夜から24日(日)早朝にかけての約4時間以内に、WSPの車両4台が巻き込まれる複数の衝突事故が発生した。いずれの事故も、全ての運転者が飲酒運転または麻薬の影響下の運転(DUI)の疑いで逮捕されている。最初の事故は23日午後11時頃にSR516とMilitary Rd. の交差点で起こった。警官が、信号待ちの車の中で居眠りしていた運転者の気を引こうとしたところ、車が前に動き出して交差点に進入し始め、それを阻止しようとした警察車両に衝突した。次の事故は24日午前3時頃にI-5のBoeing Access Rd. 付近で発生しており、ひき逃げ事件に対応中のWSPの車両1台に南行き車線を走行していた車が追突。その衝撃で、追突されたWSPの車両がもう1台のWSP車両にぶつかる玉突き事故となったが、負傷者は出ていない。その直後、同現場へ交通整理のために出動した警察車両に、別の車が衝突した。I-5でのこの2件の事故に関してWSPは、警官が毎日道路で直面している危険の顕著な例であり、これらの衝突は100%回避できたはずだとプレスリリースで述べている。KING5の関連記事はこちら