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2024年12月9日~12月12日のニュース

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低所得世帯の生徒を対象に2026年より州内の公立大学などの授業料を無償化

12/13/2024・KING5

ワシントン州は2026年1月から低所得世帯の生徒を対象に、ワシントン州立の大学やコミュニティ・カレッジなど、ほとんどの公立高等教育機関における授業料を無償にする。学資援助プログラム「ワシントン・カレッジ・グラント」に関する下院法案2214は、金銭的な障壁を取り除くことで、低所得世帯の生徒が高等教育をより利用しやすくすることを目的としており、今年春に署名された。生徒が授業料無償の資格を有するかどうか、SNAP (Supplemental Nutrition Assistance Program) など連邦政府や州の食料費補助の受給資格を利用する予定。また州は、ワシントン・カレッジ・グラントの資格を満たしているかどうか10年生の早い段階に生徒に通知する。さらにFAFSA(Federal Application for Student Aid)、またはWASFA(Washington Application for State Financial Aid)の申請を促す通知も毎年生徒へ送られる。KING5の関連記事はこちら


SR520上に架かるモントレイクの自転車・歩行者専用橋が正式に開通

12/12/2024・KING5

SR520上に架かるモントレイクの自転車・歩行者専用橋(bike and pedestrian bridge)が完成し、14日(土)に開通を祝うイベントが開催される。式典は午前11時に開始、午前11時半には橋の渡り初めが行われて正式に開通する予定。イベントの会場はワシントン大学に近い橋の北側で、午後12時半からはアクティビティが予定されており、アーボリータム財団とワシントン大学植物園が主催するモントレイク・リッドとワシントンパーク植物園のツアーに参加したり、地元の自転車店による無料の自転車修理サービスを受けることができる。自転車・歩行者専用橋の建設を含む、モントレイクでの自動車、自転車、歩行者の交通改善とSR520を覆う3エーカーの蓋の設置を目的とする工事は2019年に着工。2031年に完了が見込まれているSR520橋の架け替えとHOVプログラム(SR 520 Bridge Replacement and HOV Program)の一環として、同工事は進められている。KING5の関連記事はこちら


アルバートソンズがクローガーとの大型合併を断念

12/11/2024・KING5

大手食料品店チェーンのクローガーとアルバートソンズは2022年に同業界で過去最大となる合併を発表していたが、アルバートソンズが合併を断念したことが11日(水)に明らかになった。またアルバートソンズは、クローガーの同社買収(246億ドル)による合併について、規制当局の承認を得るための「最善の努力」と「あらゆる行動」を取らなかったとして、クローガーを訴ると述べている。連邦取引委員会(FTC)は今年初め、競争を排除して価格を引き上げ、労働者の賃金を引き下げるとして、合併を阻止するために提訴。10日(火)にオレゴン州ポートランドにある連邦地方裁判所のエイドリアン・ネルソン判事が、原告であるFTCの訴えを認め、同2社による合併の仮差し止め命令を出した。またその1時間後には、シアトルにあるキング郡上級裁判所のマーシャル・ファーガソン判事が、ワシントン州内における市場競争を低下させ、消費者保護法に違反するとして、合併の差し止め命令を下している。KING5の関連記事はこちら


ハワイアン航空がシアトルと成田、仁川への直航便を来年就航

12/10/2024・KING5

アラスカ航空は10日(火)、同社傘下のハワイアン航空がシアトル-東京/成田線、シアトル-ソウル/仁川線を来年就航することを発表した。シアトルと成田間の直行便は2025年5月12日(シアトル発)より毎日1便を運航し、エアバスA330-200型機を使用する予定。すでにアラスカ航空およびハワイアン航空のウェブサイトで、同路線の航空券の販売が行われている。シアトルと仁川間の直行便は2025年10月に就航予定で、フライト・スケジュールの発表と航空券の販売開始は来年早々に行われる。2030年までにアラスカ航空のハブ空港であるシアトル・タコマ国際空港からアメリカ国外の少なくとも12都市に直行便を就航させるという同社の計画の一環として、これらの新路線が開設される。また同社によると、新型コロナウィルスのパンデミック後、ホノルル-東京/成田線の需要が低くなったため、ハワイアン航空のワイドボディ機1機をシアトルに配置転換して新路線を運航する。KING5の関連記事はこちら


ボーイング社が新たにワシントン州で400人近くの人員を削減

12/9/2024・KING5

ワシントン州雇用保障局(Washington Employment Security Department)は9日(月)、ボーイング社から従業員396人を解雇する通知を受け取ったことを明らかにした。この人員削減の対象となるのは、ブレマトン、アーバン、エベレット、ルイス・マッコード統合基地、ケント、ピュアラップ、レントン、シアトル、タクウィラの各拠点の従業員で、離職日(最後の給与支払日)は来年2月21日。ボーイングは10月に財務改善のために労働組合員・非組合員、管理職、経営幹部を含む全従業員の約10%の削減を発表。今年これまでにワシントン州で、2,000人以上の人員削減が行われることが州に通知されており、今回はそれに追加したレイオフとなる。KING5の関連記事はこちら