バンクーバー島にあるブリティッシュ・コロンビア州の首都、ビクトリアはイギリス風情に浸れるかわいらしい街。ビクトリアの魅力を現地在住日本人によるおすすめも交えてご紹介します。
※ライトハウス2016年7月号特集記事「大自然と英国情緒を楽しむ バンクーバー&ビクトリアの旅」より|料金の情報は2019年6月にアップデート
■ ダウンタウン・シアトル、ワシントン州西部の観光地図(MAP1、MAP2) »
シアトルからビクトリアへの行き方
イギリスの植民地として発展したビクトリア。街には当時の面影が今なお残っています。
■ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア(カナダ)
【シアトルから】
◎Clipper Ferry
シアトルのPier69から5月中旬~9月中旬は1日2便、他の期間は1日1便運航している。所要時間は2時間45分程度。ツアーパッケージ、ホテルパッケージも各種あり。シアトル発ビクトリアへの往復料金は出発の7日前に予約すると大人$115~$160(時期により変動)と、通常よりも割安で購入できる。
www.clippervacations.com TEL :1-800-888-2535
料金(往復):
大人・$155~、1-11歳・$77.50~。出発の7日前まで、2日前までの予約で早割あり。金額は時期や便によって変動。
【バンクーバーから】
シアトルからアムトラックの電車または長距離バスや車でI-5を約3時間北上すると、カナダのバンクーバーに到着。
◎BC Ferries Connector
バンクーバーからビクトリアの中心までバスとフェリーをセットにした移動を提供。所要時間は3時間半程度。1日3~8便運行。
http://bcfconnector.com TEL : 1-888-788-8840
料金(片道/バンクーバー・ダウンタウン-ビクトリア・ダウンタウン):大人・$50.50~(バス)& $17.20~(フェリー)、学生・$37~(バス)& $17.20~(フェリー)、5-11歳・$26~(バス)& $8.60~(フェリー)。金額は時期や便によって変動。
自分で手配するのが難しい場合、シアトルの日系旅行社がビクトリアへの日帰りツアーなども行っているので、日本語で問い合わせを。
2016年3月15日より、カナダ入国にビザが必要ない国籍(日本含む)の人が空路でカナダに入る場合は、eTA(電子渡航認証)の取得が義務付けられています。$7で5年間有効。申請は下記ウェブサイトから数分でできます。米国籍保持者は対象外です。なお、陸路・海路での入国にeTAは必要ありません。詳細はこちらのウェブサイトで確認を。www.cic.gc.ca/english/visit/eta-start.asp
ビクトリアの観光スポット
地図上の各番号と下記情報に記されたMAP番号を照らし合わせてください。
レッドフィッシュ・ブルーフィッシュ
Red Fish Blue Fish (MAP 1)
Deddeda Stemler
インナーハーバーにある行列の絶えない小さな売店、Red Fish Blue Fishでまず腹ごしらえを。看板商品は「Fish & Chips」($15)です。ビジターセンター近くなので、食事の前後に寄って必要な情報を集めましょう。
場所: 1006 Wharf St., Victoria
営業時間:毎日11:00am-9:00pm
休み:なし www.redfish-bluefish.com
州議事堂
The Parliament Buildings (MAP 2)
ルネッサンス様式とロマネスク様式を織り交ぜ、1898年以来、今もブリティッシュコロンビア州の議事堂として使用されている建物。パブリックツアーは毎日実施されており、平日はツアーに参加しなくても自由に見学ができます。日本語パンフレットあり。
場所:Parliament Buildings, Victoria
料金:無料
見学時間:5月半ば~9月初旬・ツアー:毎日9:00am-5:00pm、自由見学:8:30am-4:30pm(平日のみ。土日は無料ツアーに参加する必要あり)、9月~5月半ば・月~金8:30am-5:00pm。
www.leg.bc.ca/content-peo/Pages/Public-Tours.aspx
フォートストリート
Fort Street (MAP 3)
クレイダーロック城を目指して、Fort St.を歩きましょう。アパレルショップ、雑貨店など個性的なお店が並びます。アンティークショップも多く、イギリスのアンティークの掘り出し物が見つかるかもしれません。州議事堂から城までは徒歩30分です。
クレイダーロック城
Craigdarroch Castle (MAP 4)
Steve Roper
石炭で財をなし、西カナダで1番の富豪と言われたダンスモア氏が1890年に建てた邸宅。各部屋には重厚な家具や贅を尽くした小物、洋服などが展示され、当時の上流階級の生活を垣間見られます。日本語パンフレットあり。
場所:1050 Joan Crescent, Victoria
TEL:250-592-5323
$14.60(大人)、$13.60(シニア)、$9.50(学生)、$5.10(6~12歳)
入場時間:毎日10:00am-4:30pm(2019年6月15日~2019年9月6日は9:00am-7:00pm)
休み:なし
www.thecastle.ca
イギリス風パブ
Pub (MAP 5)
Spinnakers Gastro Brewpub
今日も1日お疲れさま!ビクトリアにはイギリス風のパブがたくさんありますから、お気に入りを探してみましょう。以下は地元で人気のイギリス風パブです。
◎ Spinnakers Gastro Brewpub(写真)
場所:308 Catherine St., Victoria
TEL : 1-877-838-2739
営業時間:毎日8:00am-11:00pm 休み:なし www.spinnakers.com
◎ Bard & Banker
場所:1022 Government St., Victoria
TEL :250-953-9993
営業時間:毎日7:00am-1:00am 休み:なし https://bardandbanker.com
ブッチャート・ガーデン
The Butchart Gardens (MAP 6)
22ヘクタールの敷地に7500種以上の植物が植えられた植物園。黄色のトンネルが美しいラバーナムの小道(5月下旬~6月初旬が見頃)で知られていますが、いつ行ってもさまざまな花が咲いており、冬はイルミネーションも素敵です。
場所: 800 Benvenuto Ave., Brentwood Bay
開園時間/夏:8:45am-10:00pm(季節により変動)
休み:なし
料金/夏:$33.80(大人)、$16.90(学生)、$3(5-12歳)(季節により変動)
交通:路線バス75で約1時間、ダウンタウンから各種シャトルバス、ツアーバスあり www.butchartgardens.com
チャイナタウン&街歩き
Chinatown & Walking (MAP 7)
北米ではサンフランシスコに次ぐ歴史を持つ中華街でランチはいかが?また、ダウンタウンとチャイナタウンを結ぶGoverment St.やJophnson St.では歴史ある街並を見ることができます。
◎Chinatown
Goverment St. & Fisgard St. 付近
Deddeda Stemler
Deddeda Stemler
フェアモント・エンプレス・アフタヌーンティー
Afternoon Tea at The Fairmont Empress (MAP8)
ビクトリアでは、アフターヌーンティーのできる場所がいくつもありますが、一番有名なのは1908年創業の老舗ホテル、フェアモントエンプレス(写真)のアフタヌーンティーです。エレガントな雰囲気の中、お茶やスコーンをいただきましょう。ドレスコードは「スマートカジュアル」なのでご注意を。
場所:721 Government St., Victoria
TEL : 250-389-2727
営業時間:毎日11:00am-6:00pm(アフタヌーンティーの営業時間)
休み:なし
料金:$82 www.fairmont.com/empress-victoria/dining/tea-at-the-empress/
*ドレスコードあり
ビーコンヒルパーク
Beacon Hill Park (MAP 9)
200エーカーの公園は、眺めが良く、市民憩いの場です。バスやフェリー乗り場に近いので、出発まで写真を撮るなどして、ゆっくり過ごしましょう。
場所:100 Cook St., Victoria
料金:無料
www.tourismvictoria.com/see-do/activities-attractions/garden-parks/beacon-hill-park
ビクトリアでグランピングしてみる? |
近年、世界的に流行している「グランピング」をご存知ですか?「グラマラス」「キャンピング」を掛け合わせた造語で、自然を優雅に楽しむキャンプを指します。山小屋でありながら快適なシャワーやベットなどを完備。自然が豊かなビクトリア島の中には、いつか訪れてみたい高級グランピング施設がたくさんあります。今回は、ほんの一例をご紹介。 ◎Clayoquot Wilderness Resort ◎Free Spirits Pharises Adam Clarke |
現地日本人に聞く!ビクトリアのオススメ
カフェ&レストラン編 |
Blue Fox Cafet 場所:919 Fort St, Victoria 1日中ブレックファストが食べられる店。人気店なので行列は必至ですが、その価値はあり。エッグ・ベネディクトや野菜とチーズのオムレツがおすすめです。他のお客さんの食べているものがどれもおいしそうに見えて、いつも目移りしてしまいます。 Murchie’s Tea & Coffee 場所:1110 Government St., Victoria バンクーバー、ビクトリアを中心に展開するティー&コーヒーハウス。各種スイーツもおいしく、私はここのパンナコッタがお気に入りです。店内併設のショップでは、紅茶の少量パックや小物を販売しているのでお土産探しにも重宝します。 IL Terrazzo 場所:555 Johnson St., Victoria 地元の人に人気の、窯焼きピザ、ハンドメイドパスタや地元産シーフードがおいしいイタリアンレストランです。ダウンタウンの奥まった一角にある古く趣のある建物で、中はシックな雰囲気。カップルにもグループにもおすすめできるレストランです。 |
主婦。東京都出身。ビクトリアに2年住んだ後、2015年にバンクーバーへ移住。「インナーハーバー付近の景色は美しく、夜の州議事堂のライトアップもすごく素敵ですよ。1年中通して行き甲斐のある街だと思います」。
※ライトハウス2016年7月号特集記事「大自然と英国情緒を楽しむ バンクーバー&ビクトリアの旅」より
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