ポートランド観光ガイド

ポートランドの気質と魅力

ポートランドにはアメリカのメインストリームとは異なる価値観が根付く。地元意識が高く、スモールビジネスや職人を支持する気風や、何でも自分で作るDIY精神がある。それがアメリカの他の都市とは違った魅力を作り出し、都会の暮らしに疲れた人や、行き過ぎた工業化に疑問を感じる人などから、ちょっと変わった街として、注目を集めるようになったようだ。街で見かけるスローガン「Keep Portland Weird」は風変わりなままでいようという意味で、個性を大事にするポートランダーの価値観を表している。2018年には海外移住についての情報を提供するMoveHubが選ぶ「ヒップスターの街」で全米1位になるなど、流行に敏感で環境問題への意識が高く、独特のライフスタイルを持った若い世代も多い。

ダウンタウンはライトレールのMAX や、バス、路面電車のストリート・カーが行き来し、公共交通が充実。市内は400キロ以上の自転車専用道路が張り巡らされ、車以外の移動手段を選びやすい。さらに、すぐそばには森林公園など、ポートランドは都会の生活と大自然が調和した街である。

ポートランドでは地産地消が根付いており、地元で採れた新鮮な材料を使うレストランも多く、美食の街としても有名。また市内にはフードカートも数多く、安価で気軽に食事ができる。ブルワリーの数はアメリカ最も多く、クラフト・ビールの街としても有名。また、ポートランド発のカフェがサードウェーブ・コーヒー・カルチャーを牽引している。

ダウンタウンはライトレールのMAX や、バス、路面電車のストリート・カーが行き来し、公共交通が充実。市内は400キロ以上の自転車専用道路が張り巡らされ、車以外の移動手段を選びやすい。さらに、すぐそばには森林公園など、ポートランドは都会の生活と大自然が調和した街である。

ポートランドの治安は？

夜の外出で避けた方がよさそうなのはOld Town/Chinatown周辺。橋に近い W. Burnside St.、グレイハウンドのバスターミナル周辺（ユニオン駅南側）には注意。また、暗くて人気のない場所、夜間のひとり歩きは極力避けよう。詳細はこちら »

ポートランドの気候、天気は？

オレゴン州は、カスケード山脈を境に雨がよく降り、緑が濃い海洋性気候の西部と、乾燥して平坦な大陸性気候の東部に分かれる。ポートランドは、太平洋からの湿った暖かい空気がカスケード山脈にぶつかって、雨と穏やかな気候をもたらす西部にあるため、気温は8月の平均で摂氏27度（華氏80度）程度と過ごしやすいが、近年は夏の間に最高気温が摂氏38度（華氏100度）を超える日もある。冬は氷点下になることがほとんどなく、雪が降るのは平均して年に5日間程度。秋から冬にかけては雨が降る日が多く、年間降水量の9割近くが10月～5月に集中すると言われている。霧雨が多いので傘を使う人は少ない。11月～4月にポートランドを旅行する場合は、フード付きのコートや折り畳み傘を携帯しよう。

日本との時差・現地時間は？

日本との時差はマイナス17時間だが、3月の第2日曜から11月の第1土曜までは夏時間となり、マイナス16時間となる。

デイライト・セービング・タイム（夏時間）実施期間

• 2025年3月9日 - 11月2日
• 2026年3月8日 - 11月1日